こんにちは、藤原です。
今年もよきご縁に恵まれて、収穫の多い一年となりました。
また、ブログにお付き合いくださった皆様のお陰で今日を迎えることができました。
来年はさらに皆様やお客様のお役に立てるよう努力してまいりますので、今後ともよろしくお願い致します。
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さて、「一年の計は元旦にあり」という諺があるように、私たちは、何事も最初が肝心だという戒めを大切にしているように思います。
そのことはよきことだと思っておりますが、哲学的な視点から言えば、それは人間が言葉で捏造した「概念」。
私的には、元旦も平日も価値ある一日。どのような意味づけの祝日であろうが一日という時間に優劣はありませんし、ニーチェ風に言えば「永劫回帰」ですから、一日一日を悔いのないように過ごしていくこを大切にしています。
一方で、多くの人は「元旦」とか「新年の抱負」や「今年の目標」などという「概念」に価値を見出していると思います。
さらに、そういった概念に無意識のうちに過剰に意味づけをして、消費行動を加速させられたり、欲望を肥大化させられたりしているのが資本主義社会の特徴であり、かつ、相対主義の弱点であると捉えています。
「概念」は、人間が幸せに生きていくには必要ありません。
しかし、言葉を獲得してしまった人間は、「概念」なしに物事を捉えることは不可能ですし、概念によって悩みや人生の問題を抱えさせられていると言っても過言ではありません。
ここで、「概念とはどんなこと?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
それはさておき、「概念」と「哲学的思考」は深く関連しあっていますので、どちらか一方では効果を得ることはできません。
これらは、物事の「本質」を明らかにするのに最も重要であり、問題解決のコツを教えてくれるベースであり、かつ、思考法であると言ってよいでしょう。それを学べるのが、アカデミズムの「哲学」。
一方で世間的には、小難しい哲学を学んでも何の役にも立たないと思っている方も多いようです。確かに哲学をインプットしただけでは役に立たないでしょう。哲学は、使ってこそ。
つまり、アウトプットが大切なのです。(アウトプットにもコツがありますが…。)
ビジネスの現場、人との関係性やコミュニケーションの現場で哲学を使うこと。
使うことによって、その感触が得られ、さらにスパイラルアップしていくものです。
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冒頭で「相対主義」という言葉を出しましたが、それを顕著に表しているのが「人それぞれ」という言葉。
「考え方は人それぞれだから…。」「絶対に正しいことなんてないよね。」などと言って、問題をうやむやにして済ませてしまう傾向があることに、あなたも気づいておられるのでは…。
仕事上や人との関係性においては、それでは済まないことが多々あります。問題を解決したり、共通理解を図ったり、協力し合ったり…。
そのような問題が山積している現場で役に立つのが、「概念」や「哲学的思考」です。
2024年は、これらのご提供を「NEO(ネオ)哲学塾」で行って参ります。
基本的に「個別オンライン」となり、非公開限定のメルマガにて有益な情報を定期的に発信していきます。ご興味のある方は、下記よりご連絡ください。
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