・親の言うことに文句を
言わずに「従う」
・先生の言うことに
素直に「従う」
あなたは、子どもの頃
どうでしたか?
「いい子」の典型ではあるの
ですが、危険なことなのです。
それは、
「なぜ、このルールはあるのか?」
といった疑問(懐疑的視点)を
持つことなく、ただ「従う」だけ
の「マニュアル人間」になって
しまうからです。
31年間小学校教師をやって
きましたが、今の子どもたちは
「言われたことはやる」、しかし
「言われないとしない」といった
指示待ち人間が増えてきたと
実感しています。
そうやって成長した暁には
「ルールに無条件に従う人間」
になってしまいます。
さて、
慶大、早大、東大と輝かしい学歴を
手にした人たちの中でも、社会に出て
いけない、いわゆる「高学歴ニート」
と呼ばれる人が増えています。
勉強はできる、知能は高い、記憶力は
いい。しかし、「自分のやりたい
ことが見つからない」という人が
引きこもっていくそうです。
また、教育学部を卒業して教員に
なったものの「うつ病」で休職
したり、辞めたりしていく人も
増えています。
文科省の平成29年度の公立学校
教職員の人事調査によると、
精神疾患による病気休職者は
約5,000人(女性が多い)だそうで、
前年度よりも100人増えていると。
就職すると、必ずその組織の
「ルール」というものを学びます。
新任研修や社員教育という名目で
「ルール」を叩き込まれます。
マニュアル化が進めば進むほど
作業効率は上がるかもしれませんが、
人の心は蔑ろになっていきます。
さらに、
「ルール」に従わないことは「悪い」
「ルール」に従うことは「良い」と
評価されます。
そして、ルールに従わない者を
疎ましく思ったり、秩序を乱す人だと
判断したり、批難したり、排除したり
しようとする意識も働きます。
「ルール」は社会生活を送って
いく上では必要なことです。
ルールを守るという日本人独特の
美徳は大切にしながらも、
「なぜ?」と懐疑してみることも
大切なことだと思うのです。
「ルール」に従いつつも
「このルールは間違っていないか?」
「自分たちの首を絞めていないか?」
と、懐疑的視点を持って俯瞰する。
そして、どうやってルールを
改善していくかを冷静に考えて、
その組織をよりよく変革させる
努力をすることも、重要なの
ではないでしょうか?
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