そもそも私たちは、「学び方」を
知らないのではないでしょうか?
あなたは、学校教育で
「学び方」を学びましたか?
多くの人は、
「学ぶ」=「暗記」
「学び方」=「暗記」
このように理解されている
のではないでしょうか?
「学び方を学ぶ」のように
一段高い視点で考えることを
「メタ視点」と言います。
「メタ」とは・・・?
「メタ」とは、「越える」「高次の」
といった意味を持つ接頭語です。
最近は、よく「メタ」という
言葉を聞くようになりました。
例えば、漫画の中で「メタ発言」
「メタレベル」「メタ推理」と
使われていることもあるようです。
講師や先生などをされている方は、
「メタ知識」「メタ認知」という
言葉をよく使っておられます。
「一段高い知識をもって考える」
「俯瞰して物事を捉える」
このような場合に使用されています。
さて、
「メタ視点」を持って「学ぶ」
ということを考えると・・・。
「学ぶ」=「暗記」(?)
「学ぶ」=「知識」(?)
「学ぶ」=「インプット」(?)
その結果、学んでも「理解」
できていなかったり、「行動」
が伴っていなかったりする
のではないでしょうか?
例えば、
歴史の勉強をする時に、
「イイクニつくろう鎌倉幕府」
(1192つくろう鎌倉幕府)
のように、語呂合わせで覚えて
記憶することで、「学んだ」と
勘違いしているようなこと。
鎌倉幕府成立の1192(イイクニ)
は、今の教科書ではほとんど
1185年(イイハコ)となって
いるようです。
教科書も時代によって変化し、
新たな解釈や発見が起こる
たびに改定されます。
「暗記」=「知識オタク」
私たちは、学校教育でも「学び方」
を学んだことはないのです。
反対に、「学び方を教える」先生も
殆どいないのではないでしょうか。
単に宿題だけをいっぱい出して、
「学ばせている」と勘違いして
いる先生も多いと思います。
小学3年生で、漢字2ページが
宿題に出た時、同じ漢字ばかり
をひたすら繰り返し書くのは
どうでしょうか?
宿題というノルマを達成する
ために書くことが、「学び」
になるのでしょうか?
また、記憶力のいいお子さん
だったら、覚えている漢字を
宿題だからといって、書く
必要があるのでしょうか?
この様なお子さんにとっては、
宿題をするのは「無駄な時間」
になるのでは?
それより、自分の好きなこと
や興味のあることをやって
充実した時間を過ごした方が、
よほど「学び」になるでしょう。
宿題は、一つの例ではありますが、
何事も「他人と同じ学び方」で、
自分も「学べる」と思っては
いけないのです。
一人ひとり特性がありますから。
自分なりの「学び方」を模索して、
問題があった時に、学んだことを
応用して問題解決ができるように
なることが、「学び」と言えるの
ではないでしょうか。
もっと具体的に言えば、
「料理教室」に通って多国籍料理
などを学んでも、家で作ることが
できなかったら、それは「学び」
にはなっていないということです。
〈追伸〉
昨夜、東京出張から戻りました。
孫は、ママの手作り弁当を
持ってショッピングモールで
楽しい時間を過ごしたようです。
「ママは、料理教室には行ってないよ。」
お口を開けて、失礼しました。(笑)
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