前回は、「におい」について
お伝えしました。
嗅覚を刺激するもので「五感」と
呼ばれ「感覚」に包含されるもの。
人間は、この「感覚」を
どう扱っているのでしょうか?
・好きな香水をつけると
気持ちよくなる。(嗅覚)
・好きな音楽を聴くと
テンションが上がる。(聴覚)
・ネイルをするとモチベーション
が上がる。(視覚)
・ケーキを食べるとハッピーな
気分になる(味覚)
・ぷにゅぷにゅしたマスコットを
触ると落ち着く。(触覚)
過去に出会ったある女性は、
「ネックレスを付けていても
自分には見えないでしょう。
指輪やブレスレットは、自分で
見えるでしょう。
パソコンをする時や茶碗洗いを
する時にも見えるので、気分が
よくなるから付けているのよ。」
そんな話をしていました。
その意味から言えば、
私は指輪が大好きでした。
ダイヤやルビー、エメラルド、
アクアマリン、真珠などの指輪を
持っていました。
(当時、分割払いで購入していました。泣)
出張の時は、モチベーションを
上げるために付けていましたが、
6年ほど前に全て捨てました。
なぜ、捨てたかと言いますと
指輪によってモチベーションを
上げたり、気分をよくしたり、
見栄をはったりする必要性を
感じなくなったからです。
五感を通した「感覚」により、
いとも簡単にモチベーションが
上がったり、下がったり。
気分が良くなったり、悪くなったり。
ハッピーになったり、落ち込んだり。
つまり
簡単に気分が上がるということは、
簡単に下がるとうことです。
そして、感覚とは、
「私」が感じるものであり、
「相手」と同じレベルで理解したり
認識したりすることはできません。
例えば、
私は指輪が好きで、それにより
快感を得ることができても、
別の人は、指輪の存在さえ
気づかない人もいるわけです。
また、
「私は赤が好き!」と言っても、
私がイメージしているのは朱赤なのに
相手がイメージしているのは、
ワインレッドだったりするわけです。
もっと違いがあるとすれば、
色覚異常の方は、どのような色に
見えているかを、同じように体験
することはできません。
感覚は、人によって違います。
ですから、「感覚は信用できない」
ということなのです。
(「自分」が、信じているだけ)
それを理解していないと、相手
との微妙なコミュニケーション
の違いによって、
「あの人は、私の言ったことを
理解してくれない。」
とクレームがきたりするものです。
こう考えると、「感覚」だけでは
なく、「愛」「好き」「嫌い」
「楽しい」「悲しい」「辛い」
「痛い」「みじめ」「信頼」
などの、指し示す実体のない言葉
に、私たちは翻弄されている、
とも言えるののです。
「相手の気持ちは、わからないもの」
と、認識している上で、
「私の気持ちをわかってくれて
嬉しい〜。ありがとう。」
と、あえて使えるようになる
ことが、コミュニケーション能力
を高めることに繋がるのです。
この様なことを、さらに詳しく
お伝えしているのが
「言葉を動かす実践6回講座」
です。
コミュニケーション能力を高めるのに
「コミュニケーションテクニック」
(ノウハウ)は、必要ありません。
このノウハウも、過去に勉強した
内容ではありますが、不要と
わかったので捨てました。
大切なのは、人間と世界の「本質」
を知ることです。
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