あなたは「におい」に
敏感なほうですか?
お客様との雑談の中で、
「最近、ハンドクリームを
つける人が増えて、部屋の
においが気になるのです。」
というお話がありました。
冬場になると手のカサつきを
抑えるためにハンドクリームは
必需品、という方も多いのでは
ないでしょうか。
ハンドクリームに限らず、香水や
ヘアースプレー、芳香剤、洗剤など
「におい」のする物は色々あります。
以前、私が勤めていた職場では
「におい」について、ある男性が
愚痴を言っていました。
「女性の香水の匂いで、頭が
クラクラします。その場にその
女性がいなくても、数分前まで
ここに居たというのが、その
においでわかりますから。
女性は、なぜ、わざわざ香水を
つけるのかが理解できません。
つけない方がいいと思います。」
一言で言えば、
男性は香水のにおいで「気分」
が悪くなる人が多いということ。
女性同士の会話だと、
「その香り、いいにおいね。
どこの商品なの、教えて〜。」
純粋にその香りが好きだから、
お尋ねをされる人もいれば、
相手の機嫌をとるために、さも
興味があるかのように話を
される人もいるものです。
女性は、香水の香りの
「いい・悪い」に限らず、相手を
いい「気分」にさせるために、
嘘でも褒める人が多いということ。
さて、「におい」についてです。
話すときは、「におい」でいいの
ですが、書くときは、「匂い」と
「臭い」になります。
「異字同訓」です。
「匂い」は、一般的には良い
イメージのものに対して使う
ことが多いでしょう。
一方で、
「臭い」は、「いやなにおい」
とか「悪臭」みたいな感じで
使うことが多いでしょう。
「くさい」とも読みますので。
つまり、
「嗅覚」を刺激するもので「快」を
イメージする場合は「匂い」を使用し、
「不快」をイメージする場合は
「臭い」を使用するということ。
しかし、そこに明確な決まり
というものは、ないのでは
ないでしょうか?
どちらにも使える場合もあります。
例えば、「バラの匂いが好き」
と一般的には書くでしょうが、
バラのにおいが嫌いな人にとっては
バラの「臭い」となるでしょう。
また、私のようにタバコのにおい
が嫌いな人間にとっては、タバコ
の「臭い」ですが、喫煙者にとって
はタバコの「匂い」となるでしょう。
前置きが長くなりましたが、
漢字の使い方を伝えたいのではなく、
「におい」によって、「快・不快」
といった「気分」に左右される人が
多いということです。
「におい」とは嗅覚、つまり五感の
一つであり、「感覚」に包含される
ものです。
人間は、この「感覚」を
どう扱っているのでしょうか?
続きは、次回のブログにて。
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