前回、「噂話」をする人や、
同調する人について、「仲間意識」
がそれを支えていると書きました。
それに加えて、さらに大きな
心理が働いています。
それは、
「◯◯感」と「△△感」です。
噂話とは、大抵は悪口や批判です。
酷い場合は、荒唐無稽な作り話
だってあるでしょう。
例えば、
「山田さんって、バツ2で腹違いの
子どもが二人いるそうよ。
よくも懲りずに2回も結婚できる
もんだわね。おまけに子どもまで
いるなんて、大変じゃない。」
噂話をする人は、ターゲットに
なっている人の「秘密を知っている」
「特別なことを知っている」といった
特別なポジションに立てます。
また、周りの人が自分の話に
注目してくれることでヒーローや
ヒロインになった気分も味わえます。
さらに、ターゲットになっている人
の悪口を言ったり批判をしたりする
ことで、自分が優位に立つことが
できます。
まとめると「◯◯感」とは、
→「優越感」です。
さらに深めてみましょう。
優越感に浸りたいのは、
なぜでしょうか?
前述の山田さんで例えると
「それに比べて、私は離婚して
いないし、子どもは三人もいる。
私の方が幸せ〜。」
という認識です。
つまり、相手と比べて自分のほうが
「幸せ」とか「豊か」とか「自由」
などと思い込むことで、優越感を得て、
自分は大丈夫だと安心したいのです。
裏を返せば、自分が幸せでない、
豊かでない、自由でないことの
裏返しであり、何らかの悩みを
持っているということです。
このような事例の場合、家庭内
別居で、子どもとの関係も悪く、
家庭崩壊寸前の場合が多いです。
つまり、「優越感」に浸りたい
という言葉の裏には「△△感」
→「劣等感」が隠れているのです。
このように、他人をこき下ろす
ことで自分が優位になることを、
哲学者ニーチェは「ルサンチマン」
と提唱しました。一言で言えば
「弱者の逆恨み」です。
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