「夫が怒ると怖いので、理不尽だと
思うことでも断れないのです。」
こんなご相談でした。
(詳細は割愛します。)
これは、夫に限らず上司、取引先、
顧客、知人、親戚、親、子、でも
同じことが言えると思います。
相手に自分の意見を伝えると
「文句を言うな!」「口答えするな!」
と言い返されたり、物に当たったり、
暴力を振るわれたりされるので、
仕方なく相手の意のままに。
「怒り」というのは「感情」であり、
怒っている時というのは、感情的に
なっている時、ということ。
そんな時に、どんなに自分が正論を
言おうが伝わるはずもなく、どんどん
ヒートアップしていくもの。
あなたにも経験があるのでは?
怒っている当の本人は、
「自分の期待通りのことをして欲しい。」
と無意識で思っています。
つまり
「私はこんなに頑張っているのだから、
私のことを理解してよ。そんな私の
期待に応えてくれてもいいでしょ!」
みたいな感じです。
例えば、
3歳の太郎くんがお店で地団駄を
踏みながら「このお菓子、買って!」
と大声で泣き叫んでいる時。
*〈対処療法的な親の場合〉*
「そんなに泣くのだったら仕方ない。
これで3個目になるけど買ってあげる。」
太郎くんに泣き叫ばれるが嫌で、
周りからジロジロ見られるのが
恥ずかしい。だから、すぐに買う
ことを決断する親さんのタイプ。
*〈根本療法的な親の場合〉*
「本当にこのお菓子が食べたいの。
もう2個も買ってるのよ。それは、
明日でもよくないのかなぁ。」
地団駄を踏む太郎くんの反応を静観し、
周囲からどんな目で見られても、
この子の成長のためにと思い、
冷静になるまで待つ親さんのタイプ。
対処療法的な親の場合、子どもは
「地団駄を踏んで大声を出すと、
親は自分の期待通りのことをする」
ということを「学習」します。
つまり、「怒り」という感情を
使って、相手を自分の期待通りに
動かしたい、意のままに操作したい、
と思い、それがうまくいけば、次も
同じ手段を使って問題解決ができる
ということを「学習」するのです。
こんな日常生活の積み重ねで
相手と自分との「関係性」が
構築されていくものです。
冒頭の夫の場合は、
「自分が怒れば妻が動く」という
ことを生活の中で学習しています。
理不尽であると思うことに、
あなたはどう対応しますか?
相手との「関係性」を変えたいと
思うのであれば、動物のように
威嚇するのではなく、人間だから
こそできる「言葉」を使って、伝える
工夫をしてみてはいかがでしょうか?
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