「なんばいいよっか、
わけくちゃわからん!」
この意味がおわかりですか?
月の半分は東京にいますが、
懇親会などに参加すると
「熊本弁で話してみて〜。」
と要望されることがあります。
熊本弁に興味を持って
いただいて有難いことです。
ご当地キャラとしてすっかり
有名人となっている「くまモン」
自宅は、鹿児島よりの八代!
(やつしろ・方言で「やっちろ」)
八代出身の有名人は、
演歌歌手の八代亜紀。
福岡ソフトバンクホークスの
監督だった秋山幸二。
(高校の同級生です。)
オウム真理教の教祖だった
麻原彰晃も八代出身です。(汗)
私は、「熊本弁」というより
「八代(やっちろ)弁」なのです。
さて、冒頭の
「なんばいいよっか、
わけくちゃわからん!」
これは、
「何を言っているのか、
訳がわかりません。」
ということです。
A「ぬしゃぁ、頭のおかしかっ
じゃなかっか?」
B「わっこそ、まうごつおかしかばい。」
A「たいぎゃしとかんば!」
B「すんまっせん。」
これを標準語に直すと
A「あなたは、頭がおかしい
のではありませんか?」
B「あなたこそ、相当おかしい
のではありませんか?」
A「いい加減にしてくださいよ!」
B「すみません。」
何を言いたいかと申しますと、
これが、その「場」における
「言語空間」だということです。
地元八代の人とだけしか
関わりがないのだとしたら、
これで日常会話が成立します。
(今の若い人たちには、通じないかも。)
「八代」という「場」においては
成立するということ。
これが八代ではなく「熊本市内」
という「場」になると。
「あんたは、頭のおかしかろ?」
「あたこそ、たいぎゃおかしかばい。」
みたいな感じになります。
さらにアメリカという「場」になると、
「英語」での会話となりますね。
「場」が変わると「言葉」が
変わるということです。
この「場」とは、「家庭」とか
「職場」とか、「出張先」とか
「海外旅行先」とか、あるいは
「プライベート」な空間とか。
つまり、その「場」その「時」で
「言語空間」は変化するもの。
例えば、
私が東京銀座で、やっちろ弁(八代弁)
でセミナーをしたらどうでしょうか?
「品がな〜い。」とか、
「常識がな〜い。」とか
「バカじゃ」などと思われる
かもしれません。
受講生の方にも失礼です。
では、「標準語」で話せたら、
それでいいのでしょうか?
家庭という「場」において
「あなたは、バカね。」
「つまらない人間ね。」
「消えれば!」
などという、辛辣な言葉が
飛び交う「言語空間」と、
「お仕事、ご苦労さま。」
「手伝ってくれて有難う。」
「ゆっくりしてね。」
などという優しい言葉が
飛び交う「言語空間」とでは、
あなたは、どちらがいですか?
分析哲学の世界観である、
「言葉が世界を創る」という観点
から見ると、あなたが使っている
言葉が、あなたの世界を創ること
になるのです。
「家庭」は、まさにあなたの
言葉で創られている「言語空間」
と言っていいでしょう。
あなたは、ご自身の家庭や職場、
プライベートな「場」で、どのような
「言葉」を使っておられますか?
その「結果」が目の前で
展開されているだけです。
「未来」を変えたいなら、どんな
行動を起こせばよいかは、必然と
理解できるのではないでしょうか。
〈追伸〉
一昨日の
「東京本部設立オープン記念セミナー」
では、一生懸命標準語で話すように
心がけましたが、イントネーションは
しっかり熊本弁でした!(汗)
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