「制限」を外して「自由」になる!
と言いますが、本当の意味で
「自由」になっているのでしょうか?
「好きな時に、好きなものを、
好きなだけ食べる」
「行きたい時に、行きたい場所に、
好きな期間旅行する」
「やりたい仕事を、やりたい時に、
やりたいだけする」
これは、世間一般で「自由」と
評価されるほんの一例です。
「自由」とは、他からの束縛を
受けずに、自分の思いのままに
行動できることですが・・・。
例えば、
京都に旅行したいと思っていた
時に、たまたま社員旅行で京都に
行く企画が。
一人旅で自分の好きな場所だけに
行くのと、社員旅行でみんなと
行動を共にするのとでは、どちらが
「自由」でしょうか?
自分で行き先を決めて観光する方が
はるかに自由度は高いでしょう。
集合時刻や食事、トイレ休憩などの
「制限」を受けないわけですし、
そもそも他人に気を遣わなくて
いいのですから。
社員旅行だったら、興味のない
観光地がツアーに組み込まれて
いたり、他人に気を遣ったりする
ので自由度は低いわけです。
しかし、社員旅行だからこそ、
自分では選択しないような場所に
行く機会が与えられ、行ってみたら
穴場だったりすることも。
つまり、自分の「選択肢」には
なかったものに遭遇できる可能性
があるわけです。
もちろん、その逆でハズれる
リスクもありますが。(笑)
また、
職場の人に気を遣いながら旅行
するのは嫌だと思っていたけど、
厳しい上司が職場では見せない
無邪気で可愛い人だとわかって、
評価が激変することも。
自分の頭の中の「狭い価値観」で
選択することは、本当に「自由」
なのでしょうか?
他人に選択を委ねるという「自由」
を行使することで、自分で選択した
場合には得られない快楽を得られる
こともあるわけです。
そう考えると、自分の頭の中の
「狭い価値観」で選択し、過去の
延長線上の生活を送っているの
だとしたら・・・、
「制限を外して自由になる」
ことではなく、不自由になって
いるのかもしれません。
私は経営者なので、会社の
全てのことを自分で決めな
ければいけません。
自分で勝手に決めていいので、
ある意味「自由」なわけです。
しかし、会社を経営するために
「自分で決めなければならない」
という義務を課されるのは、
「決められたことをやるのみ」
という社員の立場より、ある意味
不自由なのではないでしょうか?
哲学者のジル・ドゥルーズは、
人間を「欲望の機械」だと提唱し
ました。どんどん欲望は膨らんで
いくものだと言っています。
「制限」を外して自由になるという
のは、やればやるほど欲望だらけ
になって、「わがまま」になって
いくことなのです。
人は社会の中で生きていますので、
「制限」の中でしか、生きていく
ことはできないのです。
無人島で一人暮らしをしていたら
話は別ですよ。(笑)
わがままな自由 vs 信念を持った自由
自分の「生き方」を貫くための
「信念を持った自由」は、他者から
非難されようとも揺るぎないものが
あると思います。
それは、「わがままな自由」とは
まったく違います。
しかしこれにも、どちらが
「良い」「悪い」はありません。
どんな「生き方」をしたいかだけです。
まとめとして、どちらにも言えること。
「自由」と「不自由」はワンセット!
「不自由」を味わい尽くしてこそ、
「自由」を得ることができる!
中途半端な「不自由」を、
「不自由」と思い込んでいる人は、
中途半端な「自由」しか得えらない
ということです。
もっともっと「不自由」を味わいます。
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