おはようございます、藤原です。
起業塾や書籍でマーケティングを勉強した人が陥る、結果の出にくいノウハウがあります。
特にコロナが流行りだしてから急速に広まったように思います。
なぜならば、多くの人がリアル集客からウェブ集客に舵を切ったからです。今では誰もがやっている手法と言ってよいでしょう。
何事も成熟期を超えると、いずれは衰退期を迎えるという構造になっていますので、ここに抗うことはできません。
今回は、結果の出にくいノウハウとして代表的なものを一つだけお伝え致します。
「ターゲットを絞る」ということ。(ターゲットとは、商品におけるユーザー層を指す基本的なマーケティング用語。)
ターゲットが明確になれば効率的な販促活動が可能になると言われており、さらにその人物像を深掘りしてペルソナ(理想的な顧客像)を設定し、より細かく人物像に落とし込んでいきます。
例えば、心の支援者の場合
「小学生の子育てに悩んでいる高学歴30代後半の女性キャリアウーマン」のようにペルソナを決めたとしましょう。
さらにペルソナの悩み、職業、居住地、家族構成、年収…というように明確にしていきます。
それは当然、キャッチコピーや記事に反映されるわけです。
ペルソナに該当する人は、ウェブで配信された記事を熱心に読み、「これは私のことを言っている!」と思い、申し込みをするという次のアクションを起こすかもしれません。
一方で、小学生の我が子のことで悩んではいるけれども年齢が45歳の人であればどうでしょう。
「ちょっと違うかも?」と思い、反応は薄くなり、自分のこととは無関係だと思いスルーされるかもしれません。
世の中には、「子育て」で悩んでいる人は、母親だけではなく、父親であったり、同居家族であったり、子どもに関わる仕事(先生や講師業など)をしている人などと、たくさんいます。
ターゲットを絞れば絞るほど、それ以外の見込み客を取りこぼしてしまう危険性は大きくなります。
なぜ、結果の出にくいノウハウにこだわるのか?
ターゲットを決めることやペルソナ設定をすることはよい方法だと思いますし、一時的に効果が出る人もみてきました。
問題は何かといえば、「原因と結果」(因果)を結びつける思考回路が一つに限定されているという思考の癖。
そこ(因果)に執着することで、思考の幅を広げることができない状況に陥っているということ。
この場合だと、ペルソナを一人に限定して安心するのではなく、3人以上は考えるとか…。あるいは、ウェブ集客とリアル集客の両方をやってみるとか、紹介がもらえるような人脈づくりに励むとか…。まだまだ方法はあるでしょう。
一つのことを突き詰めるのはよいことではありますが、同時に複数の視点を持つことはそれ以上に重要です。
要するに、「ノマド的思考」を鍛えるということ。
アマは、マーケティングを知らないで失敗し、
プロは、マーケティングにこだわり過ぎて苦戦し、
天才は、マーケティングから美的距離をおいて成功する。
個人的にはそう捉えています。
さらにビジネスに関することを付け加えるならば、ノウハウを学んで売れる方法を探し続けているうちは継続的な結果を出すことは厳しいといえるでしょう。
現実の厳しさを知ることが成功への第一歩。
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