こんにちは、藤原です。
風の音や鳥のさえずり、蝶の舞う仕草や虫の密かな動きに触れると、この世に存在するものの全てが一生懸命生きているのを感じます。
さらに花を見ていると、昨日と今日ではまったく違い、きっと明日もまったく違う姿を披露してくれるでしょう。
このように自然の理(ことわり)というものは、刻一刻と変化するのが当たり前。
ところが人間は変化したいと願いつつも、いざとなると変化することを恐れるのはなぜでしょうか?
変化とは、未来に対するコミットであり、そこに「答え」がないから不安になるのでは…。
もし(自分が)失敗したら…。
もし(自分が)損をしたら…。
もし(自分が)間違っていたら…。
そこにあるのは、「自分」の利益からはじきだされた思慮に欠けた計算かもしれません。
一般的に「自利」と言われているものであり、特にお金や人間関係になると無意識のうちに損得勘定が強く働く傾向にあるようです。
人間は、少しお金ができたり少し地位が上がったりすると、ラクをしよう考え、自分が一生懸命努力して成長することよりも、他者を貶めることによって自分を上げようというルサンチマン的な考えに陥ってしまう傾向にあります。これも損得勘定から導き出されるもの。
特に昨今においては、目に見える豊かさや数字で計れる結果ばかりを追い求める風潮が強くなり、目に見えないものの価値や尊さや美しさ、あるいは未来への挑戦というものが疎かにされてしまっているように感じます。
どんなに時代が変わろうとも、どんなにAIが発達しようとも、人間の「崇高な心」や「果敢な精神」は決して劣化させてはならない。むしろ、日々、磨き続けることが大切ではないでしょうか。
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自然界を見ていると反省させられることばかりです。
春の庭から、「自利よりも利他の心で生きることの尊さ」「一生懸命に生きることの美しさ」を教えてもらいました。
極寒に耐えた花は艶があり、苦難に耐えた人は美しい。
4月26日現在の My Gardenの様子。
ピンクのマーガレットは小さな一株でこんなに成長しました。
今年2年目を迎えるクレマチス。
優雅な姿を見せてくれました。
フェンスの上をはっているのは、アメジストフォール(アメリカフジ)
こちらも2年目、コロンとして可愛いです。
来年はもっとツルを伸ばしてたくさん開花してくれそうです。
ジギタリスも2年目で、昨年より大きくなりました。
色々な植物達が、仲良く咲いています。
もうすぐミニバラも開花しそうです。
大切に育てていきます。
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人間の目に見えるのは、形と色。感じるのは、匂いと心地よさ。
その奥に秘められたメッセージを見る心が「美学」への誘い。
サポートをしてくださるコンフォートガーデンさん(熊本県八代市千丁町新牟田1848-1)には、いつも感謝しております。
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