こんにちは、藤原です。
仕事をしている/していないに関わらず、万人に共通の悩みを一言で表現するならば「人間関係」といってよいでしょう。
「感情的で発言力の強い上司が苦手で顔を見るもの嫌だ。」
「職場で嫌がらせやパワハラを受けていて辛い。」
「昔ながらのやり方を押し付けてくる同僚にムカつく。」
「マウントを取ってくる人に嫌悪感を抱く。」
「理不尽なことをいう友達とは付き合いたくない。」
など。
挙げだしたらキリがありませんが、それによって気分が沈んでしまったり、自分はダメな人間だと思ったりして、人生に悲観する人も少なくありません。
あるいは、人間関係をそれ以上悪化させないように気を遣うことによって、常に緊張状態を強いられ、辛い日々を送る人も…。
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人間関係の悩みがある時に、自己啓発から見た解決法としてよく言われているのは、仕事上の関係だと割り切ってオンとオフを切り替えるとか、相手の良いところを見つけるとか、言葉を選んで相手に伝えるなどの方法を示されることが多いようです。
また、他者との関係の前に「自分と自分との関係」を良好にすることが大切だとも言われますが、よく考えてみれば「他者の存在」があるからこそ、自分がそれをどのように受け止めたか、どう解釈したかに影響を与えられるものであり、他者の存在は否めません。
人間が生存し、社会生活を営んでいく過程において、他者との間にどのような関係性を築いていくかはとても重要だと言えます。
なぜ、多くの人は「他者」との関わりに苦痛を感じるのか?
「他者」とは、自分の意見や価値観を批判したり、否定したりする無慈悲な存在であり、自分の理解をすり抜ける理解不可能な存在だからです。
他者の存在だけは決して否定することができないものであり、生きている限り永遠に続いていくもの。
だからでしょうか、人となるべく関わらないように自分の世界に閉じこもったり、まったく外の世界に出られなくなったりする人もいます。
一方で、他者とは自分自身を孤独から救い出してくれる希望でもあります。
人間は孤独になると寂しさを覚え、誰かに連絡したり、外の世界に刺激を求めたりします。
結果的に人間は他者の存在によって自分が生かされており、他者が思い通りにならないからこそ、自分が思考停止にならずに済んでいるではないでしょうか。
では、人間関係の悩みがある時はどうすればよいのか?
他者をコントロールすることはおこがましいことだと思っています。
なぜなら自分自身が未熟だからです。未熟な自分が他者を意のままに操ることなどできません。
自分を律して、自分に問い掛けることに尽きます。
「本当はどうしたいのだろう?そのために自分にどんな行動ができるのだろう?」と思考を深めること。
うまくいくか、いかないかはわかりません。決まりきった答えなどないのですから。
うまくいかなかったら、さらに思考を深めて別の方法を探る…。何事もケースバイケース。
そうやって問い続けることを繰り返しながら少しずつ人間として成長していくものであり、それに伴い人間関係のトラブルとも美的距離が構築できるようになってくるものです。
それこそが「美学」との付き合い方と言えるでしょう。
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