おはようございます、藤原です。
「起業しても軌道に乗らない」「しばらく経っても売り上げが伸びない」と悩む経営者や起業家は少なくありません。
巷では、会社の存続率は設立して3年で65%、10年で6.3%と言われています。
この数字の正確性は定かではありませんが、生き残ること自体が非常に難しいことを示唆していると言えるでしょう。
だからこそ思考力と忍耐力と行動力を持って、辛い時期を乗り切って欲しいと願います。
実際に、降りかかる困難と対峙したことで物事が好転しはじめ、後に大きく成功した事例もたくさんありますので、軌道に乗らないからと自ら可能性を閉ざすのはあまりにももったいないこと。
使命感を持って突き進んでいけば必ず道は拓けてくるものです。
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弊社はお陰様で、2023年4月1日、9 期目を迎えることができました。
お客様をはじめ、多くの方々に導かれながら「今ここ」に存在することができています。ありがとうございます。
また、いつもブログを読んで頂いていることにも重ねて感謝申し上げます。
本年度は「リベラルアーツ勉強会」を改組し、「美学」を探求する倶楽部(サロン)を立ち上げ、実動しているところです。
「美学」(美の哲学)は哲学の一分野ですが、その中でも実学への偏りを免れた異端の位置にあります。
詳しいことは割愛させていただきますが、誤解のないように少しだけお伝えしておきます。
「美学」とは、簡単に言語化できるような「美しい生き方」とか「心の美しさ」のことではありません。
また、美術や音楽の鑑賞を通して語られるような芸術的な美でもなければ、美容やアパレル業界で言われる「美/醜」という二項対立で語られるような相対的な美でもありません。
ましてや、自己啓発業界や企業研修で安易に語られる「美意識」や「美しいあり方」のような作為的な美でもありません。
あえて言語化するならば、哲学や科学をはじめとする過去の「知」が探求してきた真理、あるいは絶対性の象徴としての「神」や「悟り」のすべてを集約したものです。
哲学に加えて「美学」を探究し、「メタ知識」を高めることは、常識や既存の価値を超越した最上位の論理にコミットすることでもあります。
それこそが、他者とは違った自由自在な高い視点からの分析、さらには問題そのものを解消する思考法や構造を解析する能力のベースとなるもの。
またそれは個人を超えて、より多くの方に影響を与え、この日本社会全体の「知」の向上にも貢献できるものだと思っています。
昨今の世の中を見ていると、「自分さえよければ」「自社さえよければ」と利益ばかりを追求する傾向にあり、日本のために何ができるかという公の精神が希薄になっているように感じます。
私たち日本人が他国に比べて安心・安全な環境を享受できているのは、先人の尊い努力の積み重ねの上に成り立っていることを自覚するとともに、現代人は次の世代に何を継承しなければならないかを今一度立ち止まって考える必要があるように思います。
9期目に入った弊社は、美学(美の哲学)への洞察と日常での研究を深め、お客様と歩みを共にしながら、一人でも多くの方に幸せになっていただけるよう努力して参ります。
それが日本の民度の向上、ひいては社会への貢献に繋がるものだと信じています。
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◾️東京官学支援機構 専務理事
◾️東京美学倶楽部 上席研究員
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