おはようございます、藤原です。
仕事とプライベートの時間を「バランス良く」取ろうとか、人間関係を「バランス良く」維持するとか、食生活が「バランス良く」なるように心がけるなどと、バランスを取ることが大切だと認識している人は多いと思います。
確かに日常生活において「バランス良く」を意識して生活していると、体や心への過剰な負荷をかけずにすむかもしれません。
ところで、私たちは「バランス良く」という言葉をどのように定義しているでしょうか?
多くの人は、「適当に、ほどほどに、無理をしない程度に、負荷をかけない、要領よく」などに類似した意味に捉えているように思います。
具体的に言えば、仕事とプライベートの時間をバランス良く取ろうと思えば、退勤時刻になったらさっと仕事を切り上げて、プライベートの時間を充実させるということになるでしょう。
しかし、そのように物事がうまくいでしょうか?
答えはNO。
なぜならば、バランス良く物事をこなすということは、いくつもの事柄を「妥協したレベル」で納得することであり、それが自分の「思考レベル」と深く関係しているからです。あらゆる事柄は、自分の思考レベルの延長線上でしかなく、それ以上でもそれ以下でもありません。
そう考えると、「仕事で結果を出したい」「ビジネスで結果を出したい」と思っている人が、「バランス良く」を意識しているようでは結果からどんどん遠ざかっていくことになります。
世間には、自分のことは顧みず仕事に人生を捧げる人もいれば、世界平和に命を捧げる崇高な哲学を持った生き方をしている人もいます。
また、専門分野を極めるために、人一倍行動し寝食を忘れて研究する人もいます。
そのような人の辞書には、「バランス良く」などという自分目線の言葉は書かれていないでしょう。
極論を言うならば、「バランス良く」ということは「途中で思考を停止する」ということ。「一生懸命取り組む」ということからかけ離れていく危険性をはらんでいます。
現時点で結果が出せていなのだとしたら、自分の思考レベルを上げない限り、結果を出すことは難しいということであり、「バランス良く」などと誤魔化している状況ではないことを認める必要がありそうです。
現状をメタ認知し、高い精神性と根性を持ち、自分の限界に負荷を掛けながら可能性を広げていくことが大切ではないでしょうか。
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