おはようございます、藤原です。
「私たちの意見をまとめて提案したのに否定された…。」
「私たちの意見はいつも無視される…。」
会社や組織のために良かれと思って意見を述べたのに、あっさり却下されてしまった経験は誰にでもあると思います。
キャリアアップにおいてこのような状況が頻繁に起こると精神的な負荷が大きくなり、仕事に失望したり、将来に不安を抱えたりする人も多いようです。
一方で、仕事に非合理性を感じたり、物事がうまく進まなかったりすることは必ず起こりうることです。常に順風満帆に物事が進むことなどはあり得ません。
うまくいかない理由はいろいろ考えられると思います。
自分に非があるのか、相手に非があるのか、組織に非があるのか…。それともその環境や文化に非があるのか、あるいはこれらが複雑に絡み合っているのか…。
仕事上のことで言えば、本人の言語能力が足りないとか、本気度に欠けているとか、実力がないとか、信用されていない、などが考えられるでしょう。
あるいは、上司や相手の器が小さいとか、偏見を持っているとか、ひいきをするとか、思い込みが激しいなどが影響しているかもしれません。
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どのように最善を尽くしたとしても、あらゆる事柄や行為には必ず何らかの対立する問題が生じます。
そのような時は、どのようにすればよいのでしょうか?
組織は、複数人のメンバーで構成されており、性格や性差、能力や経験の差、さらに年齢や肩書の上下関係などの複雑な要素で成り立っています。
そのような状況下において一番ラクな方法は、少数派の意見や弱い立場の気持ちや考えを切り捨てる、というやり方ではないでしょうか。
その意思決定は、その場の権力者に委ねられることになりますが、これでは問題の根本解決にはなりません。表面をコーティングして誤魔化しているだけです。
では、根本解決をするにはどうしたらいいのでしょう。
対立する問題を一旦受け止めて、双方に思考を広げ、自由に行き来させること。これをするには感情を薄めることが必須条件。感情に溺れる人や思考力の弱い人には難しいかもしれません。
双方に思考を広げる理由は、どちらの側にも隠された負の側面があるからです。
物事というのは、必ず大なり小なりの矛盾を抱えています。正の側面だけがクローズアップされますが、負の側面を有していることも忘れないようにしたいもの。
主張する当事者は、負の側面に気づかないことが多いものです。あるいは故意に隠している場合もあります。
だからこそ、見たくない負の側面を顕在化させることが大切であり、そのあとに双方の負の側面を統合して「上の概念」に引き上げること。
そうすることによって、表面的には相容れない二つの対立する問題をどちらも切り捨てることなく、うまく統合し、よりよい解決方法へと導くことができます。
これは、単なる折衷案とは異なるもの。折衷案は「同列の概念」です。
「上の概念」に引き上げるには、抽象思考という高次の教養を身に付けておくことが重要であるのは言うまでもありません。
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