おはようございます、藤原です。
弊社は「東京リベラルアーツ・アソシエーション」というコミュニティを運営し、勉強会(西洋哲学をメインとした教養講座とメタ・コーチング講座)の開催、非公開FBグループでは、一般では得ることのできない情報を提供しています。
今年3月からは、さらに「東京美学倶楽部」(九州支部)へとアウフヘーベン致します。
「東京美学倶楽部」(九州支部)の会員募集のお知らせをしたいと思っていますが、その前に大切なことをどうしてもお伝えしたいので、一つの教養として最後までお読みいただけると有難いです。
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私が専務理事を務めている「東京官学支援機構」は、「日本の人文知を守る」という理念のもと、ノブレスオブリージュ(西欧社会における基本的な道徳観)、メタNPO的支援(人文知の研究に関わる公的機関や国立大学法人などへの継続的な寄付活動など)を志向する有志で結成された事業団体です。
私たちは、日本を守るには「人文知」が最も大切だという確信のもと、活動をしています。
しかし、多くの方は「人文知ってなに?」と思われるのではないでしょうか?
「人文知」を一言で説明することは非常に難しいのですが、私のつたない言葉で表現するならば…、
哲学を含む「人文学」を教養として身につけることを通して、文化を愛したり、芸術やスポーツに親しんだりしながら、人間性を高め、さらに社会をより善くしていくための「知の力」であり、「知恵」と「精神力」の源泉とも言えます。
残念ながら日本では、文系・理系を超越した「知」(越境する知)としての「人文知」の重要性は、あまり知られていません。
今の日本に必要なのは、この「人文知」であり、これを未来につなぐことこそ、この困難な社会をより善く生き抜いていくための礎になると考えています。
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これまでに「人文知」をお伝えしてきて、確信したことがあります。
それは、心の底から悩んだり苦しんだりしている人のことを、最後の最後に救ってくれる神的存在だと言うこと。
なぜ、そんなによいものが一般に普及していないのか?
きっと人文知の重要性を知っていた人がいたのかもしれませんが、多くの人が聞く耳を持っていなかったのではないでしょうか。
就職のためには「理系」がよいということで「文系」がないがしろにされ、理系に進むのに自信のない人がしぶしぶ選択するもの、ということが社会現象として起きているように思います。
また、理系・文系をそれぞれに深めると将来的にどんなメリットがあるかなどについては、聞いてこなかったし、それを伝える大人がいなかったことも一つの要因かもしれません。
過去を掘っても仕方がないことですから、これからどう「人文知を守り、未来につなげていくか」に意識を向けたいところです。
繰り返しになるかもしれませんが、「より善く生きる」「より善い経営をする」「より善い仕事をする」上でも「人文知」は最強です。
今後、「人文知」から得た知恵を使った人が、自分の力でお金を稼いで(自立し)、さらに信頼される人間だと認識されるようになると加速度的に広がってくれるのではないかと期待しているところではありますが…。
まずは、一人でも多くの人に「人文知」について知ってもらいたいという思いから、こうして書いた次第です。
「東京美学倶楽部」(九州支部)の会員募集のお知らせは、明日にしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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