おはようございます、藤原です。
最近、ビジネスに使える実学として「哲学」が日の目を見るようになりました。
アメリカでは、哲学学科の学生を欲しがる企業が増えたり、有名企業では、哲学専門の人員を重要ポストに置いたりなど、哲学の位置付けが変わってきています。
今回はよくあるご質問、「なぜ、哲学とビジネスが結びつくのか?」「哲学を学ぶとどんなメリットがあるのか?」ということについてお伝えしたいと思います。
その前に大切なこととして、哲学は、昔から欧米世界では社会を支配するエリート層の子弟が学ぶ「帝王学」として位置づけられている学問であり、知識に加えてリーダーシップや儀礼作法など、全人格的な教育が施されてきました。
また、帝王学は国王や天皇といった君主だけでなく、経営者や組織のリーダーとなる人材に教養や素養を身に付けさせることにも高い価値を置いており、私たち自身の可能性を伸ばすうえでも非常に有益なものだと言えます。
これだけでも哲学を学ぶことでビジネスに必要とされるスキルやマインドにどれほど影響があるかはご想像に難しくないとは思いますが…。
さて、ご質問の「なぜ、哲学とビジネスが結びつくのか?」「哲学を学ぶとどんなメリットがあるのか?」についてですが、この裏に隠されているのは「なぜ、哲学を学ぶと稼げるのか?」ということに尽きると思います。
いろんな理由がありますので、語りだしたらキリがありません。
よって、今回は「哲学がビジネスを加速させる理由」として大きく3つご紹介してみたいと思います。
「哲学がビジネスを加速させる理由」(その1)
メタ思考力と論理的な言語化能力
哲学者たちは、自分の思想の正当性を示すために論理的な言語化によって、それを主張してきました。一つの思想が生まれると必ず異論を唱える別の哲学者が現れて、お互いが自分の思想の正当性を証明するために、理性的でかつ論理的な議論が進んでいくことになります。
このようなプロセスの繰り返しで、古代から現在まで進んできました。
それぞれの哲学者の多角的な思考力と論理的な言語化能力の高さは、今の時代でも必要とされるビジネスのスキルに最も有効とされる能力だと思います。
受講生の方には、毎回、哲学的な問いによるワークを実施していますが、それこそが思考を高めるものであり、かつ言語化能力の向上に直結していきます。
この哲学的な問いで培われるメタ思考力や論理的な言語化能力は、ビジネスシーンで求められるそれよりももっと難しいと思います。
そのようなことにチャレンジして、メタ思考力と論理的な言語化を鍛えているからこそ、ビジネスの現場で活かせるようになるのです。
トレーニングなくして、結果なし。
2つ目の理由は、次回のブログということにて。
*
◇ 経営者・ビジネス人のための強者の教養
「西洋哲学塾」ホームページ→こちらより
「無料会員」としてご登録いただくと会員ページにアクセスできます。
定期的にメルマガが届きますので、楽しみにお待ちください。
◾️東京官学支援機構 専務理事
◾️東京美学倶楽部
上席研究員
◾️東京哲学会議 特別貢献会員
◾️東京リベラルアーツ・アソシエーション
会長
https://excellent-ed.jp/archives/20113
◾️公式LINE
↓ ↓ ↓
◾️ホームページ
◾️プロフィール
https://excellent-ed.jp/greeting#prof
◾️メール
◾️FB
https://www.facebook.com/kumiko.fujiwara.315
■YouTube
「『素直な人』では結果は出せない」
■YouTube
「成功を目指す人へ やめるべきこと」
■YouTube 人生は「脱落ゲーム」!