おはようございます、藤原です。
「意見を求められたのでアイディアを出したのにも関わらず、頭の固い上司に全否定される」とグチをこぼしている方がおられましたが、どの職場においても「頭の固い人」は必ず存在するものです。
一般的に「頭の固い人」とは、こだわりが強く融通が効かないとか、考え方が固定的で柔軟性がない、という人のことを言います。
さらに、右か左か、黒か白か、というような二者択一の思考の癖が強いのも特徴のようです。
そのため、人間関係においてはどちらか一方が善で、もう一方は悪と決めつけてしまい、「あなたもOK、私もOK」とか「お互いさま」のように穏便に済ませることが難しい傾向にあります。
昔の職人さんは、頭の固い人が多いと聞きますが、会社勤めの人やビジネスをしている人であれば、物事を多角的な視点から捉えることができて、ユニークなアイデアを生み出す思考力のある「頭の柔らかい人」の方が求められています。
さらに「頭の柔らかい人」は、相手に合わせて柔軟に対応する能力を持ち合わせていますので、人間関係のトラブルも少ないと言ってよいでしょう。
ふつうは、頭の固い人より頭の柔らかい人の方が好まれますが、仕事によっては逆が好まれる場合もあります。
なぜなら、頭の固い人はマニュアル通りのことをするのを得意としており、同じことを長時間やり続けたり、同じ結果を出すために労力を使うのが好きだったりするからです。
また、こだわりが強いということは、ある意味自分の考えに自信があるということでもありますので、特定の分野においては一生懸命取り組むことができます。
一方で、イレギュラーへの対応やアイディアを出したりするのは苦手な人が多いようです。
では、全否定してくる頭の固い人にはどのように対応すればよいのでしょうか?
「きっと反論されるに違いない」と想定したうえで、反対意見を言われた時に冷静に論理的に反論すること。(感情的にならないこと)
そのためには、普段から感情を薄めて、論理的な言語化をする習慣をつけておくこと。
日常生活のすべてがトレーニングの場だと思い、あえて反対の意見を考えてみたり、別の視点から捉えてみたり、違う立場だったらと考えてみて、それを論理的に組み立てて話すこと。
そのような日々の積み重ねこそが言語化能力の向上に繋がるものです。
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