おはようございます、藤原です。
前回の続きになります。
一般的に「知識」と認識されているものは、深く突き詰めると「情報」。
それは言葉を介して伝えられ、頭にとどまると「記憶」になります。
では、真(ほんとう)の知識とは何か?
与えられた事柄(情報)や本で読んだ内容(情報)、目にした記事(情報)などが、どのような分野に応用できるのか、また、他の知識や経験とどういう関係性にあるのか、それは時代を超えて価値のあるものなのかを、思考力を働かせて現実の問題に応用すること。
つまり、「知識」とは「情報」を再構築して応用すること。
エビデンスやデータに裏付けされた価値の高い情報でも、自分にとって全く興味関心のない事柄であるならば、それは自分の「知識」にはなり得ません。ましてや記憶にも残らないでしょう。
一方で、どんなに興味関心のある情報を得たとしても、受け取り手によってその解釈には差異が生じますので、「矛盾」が生じるということを理解しておく必要があります。
さらに、個人によって経験も違えば、おかれた状況も違いますので、その人の思考力に委ねられているとも言えます。
具体例をあげると、広告で目にする利用者の「体験談」や「顧客の声」などはその典型です。
商品の宣伝としては価値の高い情報であり、多くの人や企業で利用されています。
消費者は、同じ効果や結果が得られると思って、その商品(サービス)を購入してしまいがちですが、効果や結果は人それぞれ。
最近は消費者が誤認をしないよう、「個人の感想です」とか「効果を保証するものではありません」などの打消し表示を行っている広告をたくさん目にします。
これは、「知識」ではなく「情報」ということは容易にご理解いただけるかと思います。
そして、情報に騙されないためには、思考力を持って判断することが大切です。
以上、私たちが普段「知識」と思っていることは、実は「情報」であり、その情報を自分の頭で処理し、応用することが「知識」ということになります。
ビジネス的に考えるならば、いくつもの知識を使って「セールス力」や「商品(サービス)の質」を高めたいものです。
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