おはようございます、藤原です。
あなたの周りに、他人のアドバイスを聞かない人や、自分と違った意見に耳を傾けようとしない人はいませんか?
もしかすると自分がそうかもしれないと思う人もいらっしゃるかもしれません。
このようなタイプの人のことを一般的に「我が強い」と言います。
我が強い人は、「いつも自分が正しい」と思っているため、自分と違った考えに対して強く否定しがちで、すぐに感情的になる傾向があります。
また、自分が正しいということを他人から認めてもらいたいという承認欲求の強さから、自分をアピールする自己中心的な話(私的言語)が多くなりがちです。
「我が強い」と似た言葉に「芯が強い」という言葉がありますが、この二つの言葉はまったく違った意味を持っています。
前者がマイナスのイメージで使われるのに対して、後者はプラスのイメージで使われ、自分自身の中にしっかりとした考えや信念を持ち、それに向かって黙々と行動できる人のことを指す場合が多いようです。
我が強い人が感情的なのに対して、芯が強い人は理性的で心の強さを併せ持った人と言えるかもしれません。
一方で、我が強い人は、自分を主張する気の強さや他人の反応に左右されない性格を活かして、「場を仕切る」テクニックを持ち合わせている人もいて、いい意味で「他人を巻き込む」のが上手だと言える場合もありますが、一歩間違うと他者を不幸にしてしまう可能性があります。
まれに、自信のなさからくる不安を周囲に気付かれないように、あえて「強気の発言」をしている人もいますので、相手をしっかり観察することが大切なようです。
このブログを書きながら、過去の私は我が強かったことを再認識致しました。恥ずかしい限りです。
そのような状態にある時は、「自分という主体」に囚われているために自分のことが一番大切であり、そのことによって自分以外の他者や社会というものに意識を向けることが難しくなっているものです。
必ずしも「我が強い」ということが悪いということではなく、それによって引き起こされる二次的な問題が発生するということを心に刻んでおくことが必要だと思います。
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