おはようございます、藤原です。
昨日読んだ月刊誌の中に虎屋本舗会長のインタビュー記事がありました。
お菓子づくり一筋に四百年の歴史を持つ老舗企業。
歴史の長い企業のほとんどは、「伝統」と「革新」の狭間で多くのドラマがあるようです。
会長の高田氏は、西洋の経済学や東洋の帝王学などを勉強し、実践しながら手探りで経営を進めてこられたとのことで、西洋哲学と重なるものがありましたので、経営者に必要なマインドを2つだけ記してみたいと思います。
一つ目。
西洋哲学は、私たちに対して「価値の高い思考法やコンテンツは目の前にあるので、いくらでも好きなように自分でカスタマイズして使っていいですよ。」というような価値をたくさん提供しています。
これは、一見優しさのある行為に見えると思います。しかし、それは表面しか見ない人の捉え方。
極論を言えば、哲学の真髄である「自分で考えろ」ということ。
何が必要なのか…、何をどう使えばよいのか…、どこを目指せばよいのか…などは「自分で考えろ」ということを暗に含んでいます。
それこそが経営や人生をよりよくするために最も重要なこと。
虎屋本舗の会長は、「自分で考えろ」というのを経営やお菓子作りで実践され、一億五千万円あった負債を十年で返済したとのことでした。
二つ目。
ビジネスの「本質」に関わる考え方。
西洋哲学の言葉をあえて儒教にある言葉で表現するならば、「先義後利」(せんぎこうり)が端的にそれを表しています。
現代風に言えば、顧客や社会への高い価値提供を優先し、利益を後回しにする者は結果敵に栄えるということ。
「売れればよい」「儲かればよい」といった不誠実なビジネスはいずれ淘汰されてします。
真の意味で消費者に価値の高い商品(サービス)を提供していくことが繁栄に繋がるということ。
上記の2点は、結果をだしている経営者、あるいはこれから結果をだしていきたいと思っている経営者には必須のマインドだと言えるでしょう。
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