おはようございます、藤原です。
「この世に“絶対”は無い」という台詞を聞かれたことのある方は、少なくないのではないでしょうか。
例えば、「絶対、成功する / 絶対、失敗する」、「絶対、正しい / 絶対、間違っている」、「絶対、喜ぶ / 絶対、悲しむ」というように「絶対」を使うことがありますが、このようなことが「絶対」に起こることはないという意味で使われています。
確かに、これらのことは「未来」のことであったり、「他者」のことであったりするので、そのようになるかは、誰にもわからないのであり、あくまでも可能性。
大切なのは、「絶対」の語られ方と語り方。
単にその人が言いたいことを「強調」したい場合、あるいはその人に「思い込み」がある場合に使われることが多いようです。
ですから、相手の言葉尻を捉えて「この世に“絶対”は無い」と感情的になって怒ったり、悲嘆にくれたり、諦めたり、反対に有頂天になったり、威張ったりする必要はないと思っています。
「絶対」という単語に反応するのではなく、相手は「絶対」という言葉を使って、「何を伝えたいのだろうか?」と「文脈」や「行間」から読み取ることが大切です。
(直接語られていないことを読み取る力)
一方で、「人間は絶対死ぬ」はどうでしょうか?
今まで死なない人間がいなかったのなら、否定することはできませんので、この使い方は、間違ってはいないということになります。
ということで、個人的には、強調して伝えたいことがある時には、「絶対」という存在しない概念を意図的に使うことがあります。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
仕事柄、経営者やリーダー層の方、あるいは管理職を目指している方とお話をする機会が多いのですが、あえて辛めのアドバイスをするようにしています。
(そのような時に「絶対」という言葉を使ったりします。)
直接お会いできないときは、メールやLINEでのやり取りだったり、非公開のFB(受講生限定)のメルマガだったり。
本当は、厳しいことは言いたくありません。ブログやメルマガでも書きたくありませんが、自分を含め人間が成長するためには、苦言や痛みは必要だと思っていますので、嫌われても仕方がないと覚悟を決めて発言や発信をしています。
今回もやや辛めになります。
経営者やリーダー層の中には、「自分は勉強したり努力したりしているのだから、もっと現場が変わらなければならない。」と思っている人は少なくありません。
端的に言えば、「現場が変わるべきだ!」と思っています。
だから社員教育を実施しており、内容的には、ビジョンやミッションの明確化、スキルや生産性の向上のためのノウハウ、リスクマネジメント等など。
(年間のスケジュールに組み込まれているから、内容はあまり考えずに消化しているだけという組織もありますが、これは最低ではないでしょうか。)
結論から申し上げると、「現場が変わるべきだと思っているうちは、現場は絶対に変わらない」のです。
なぜかにつきましては、次回ということにて。
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