おはようございます、藤原です。
言葉の解釈は「(正しさは)人それぞれ」であるということを知っている人には、2つのタイプがあります。
一つ目は、それを知っただけで「思考を止める人」 ここまでが前回でした。
今回は二つ目、それを知った上で「思考を深める人」についてです。
このタイプの人は、言葉で表現されるものは表面的だったり、画一的だったりすることを知っていますので、その前提を踏まえて、相手がどのような思いでその意見にたどり着いたのか、どのような環境を背景にしてその意見を述べたのかに思いを巡らすことができます。
そうして、自分とは異なる意見の人を理解するように努めます。
それだけでなく、自分がその意見に至った理由を相手に理解してもらえるように、客観的な根拠(情報)を用いて、論理的に話が組み立てられるように思考を深め、言語化を工夫します。
それは想像以上に面倒な作業であり、1・2度だけのやり取りで理解してもらえることは少なく、何度も議論を重ねなければ理解しあえない場合も多いものです。そう考えると強い精神力も必要となります。
ここで、「思考を止める人」と「思考を深める人」をあえて相対化してみると…。
思考を止めて自分の感情を優先させる「動物的な反応をする人」と、思考を深めて相手への理解を優先させる「理性的な反応をする人」、となります。
上記のように、「人それぞれ」の解釈もまた「人それぞれ」(「入れ子構造」になっています。)
同じ言葉に対しても、大きな距離が生まれることは容易に理解していただけたのではないでしょうか。
そもそも人間は、多様な他者と共存共栄していくことが本来の姿であると思いますので、よりよい社会生活を構築する上において、「思考を止める人」は、自分の意見を感情的に主張するだけであり、正しさについても論理的に語ることができず、他者への理解も進まないことになります。
当然、本人が一番生きにくくなるのではないでしょうか。(そのことにも本人は、無自覚である場合が多いようですが。)
一方で、「思考を深める人」は、お互いの意見を尊重しあい、異なる意見の他者への理解を深めることを可能としていくでしょう。
そういう人が増えてくれるとこの社会は、もっと暮らしやすく豊かになるのではないでしょうか?
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