おはようございます、藤原です。
一昨日から続いている「ご褒美作戦」や「ご褒美依存症」について。
大人になると、非常に根深い問題となります。
子ども時代から、何かあるたびに「ご褒美」を与えられて育った人は、大人になってご褒美がもらえなくなるとそれに耐えられなくなります。(本人はそのことに気づいていないかもしれませんが。)
大人になると、人並みに仕事ができるようになるのは当たり前のこと。
笑顔で接客やクレーム対応ができるのも当たり前のこと。
デスク周りの整理整頓ができるのも当たり前のこと。
誰もがやっていることですから、仕事を頑張ったからといって「ご褒美」をもらえるほど、大人の世界は甘くありません。
しかし、「ご褒美」をもらうことが習慣になっている人は、それに変わるものがお給料であったとしても、その金額に満足できないのではないでしょうか?
そして、他人からご褒美を与えてもらえないので、自分で自分にご褒美を与えるようになります。
女性の場合であれば、買い物をする、美味しいものを食べる、美容サロンにいく、旅行に出かける、など。
決して悪いことではありません。たまにはストレス発散にいいかもしれません。
このようなことがエスカレートしていくことが危険であり、それが「依存症」へと繋がっていくのが怖いことなのです。
ある女性は、「買い物依存症」(クレジットで簡単に買える時代)になり、多額の借金を残して他界してしまいました。30歳くらいで小さなお子さんもおられて、残された家族はとても大変だったようです。
こんな悲劇が起こらない社会を創りたいです。
ここまでを読んで、思考力の高い人は「あること」に気づかれたと思います。
「ご褒美」とは…
「承認欲求」を満たすもの。
具体的に言えば
「千円のご褒美」=「私は千円の価値」
「一万円のご褒美」=「私は一万円の価値」
「十万円のご褒美」=「私は十万円の価値」
この要望は「もっと、もっと…。」とモンスター化してき、1万円くらいでは満足できないようになります。
ご褒美がもらえないと、「私のことをわかってもらえない」「私のことを評価してもらえない」「私は価値のない人間だ」と不平不満を言ったり、悲観したり、それを通り越して精神的な病になったりするものです
結果的に苦しむのは、本人。
つまり、小さい時から「ご褒美」を与えられて承認欲求を満たしてきた人は、ご褒美に魅力を感じ、動かされてきたわけですから、主体性がなく、忍耐力も継続力もない、精神的に弱い人間にさせられてしまった「被害者」である、という見方ができます。
(すでに、このような人たちで溢れているのが現在の資本主義社会。)
そうであれば、喫緊の課題は、大人が「承認欲求を満たす」ことの是非を議論すべきではないでしょうか?
弊社の講座(東京リベラルアーツ・アソシエーション)では、このような概念について、理解を深めたり、議論をしたりしています。
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