おはようございます、藤原です。
前回の「ケチな人」とやや関連があります。
経営者の中には、お金を持っているのに「ケチな人」というのは少なくありません。
「サラリーマンより稼いでいるので、ご馳走してくれるかも?」と淡い期待をしていても、「各自、支払いを済ませてください。」というように、あっさりしたもの。
もちろん、相手の地位や立場にもよりますが。
冷静に考えれば、利害関係のない相手であればそれが当たり前。
なぜ、経営者にはケチが多いのでしょうか?
正確に言うと「ケチを装っている人」と表現した方がいいでしょう。
ここで、サラリーマンと経営者の一番大きな違いをはっきりさせておく必要があります。
サラリーマンは、基本的に勤務していれば毎月決められた給料を受け取れるという「安定」があります。
経営者は、会社の規模や業績によって変動するこという「不安定」さがあります。しかし、サラリーマンでは考えられないような報酬を得ることもできますし、突然多額の負債を抱えることもあります。
この前提を考慮した上で、ケチを装う理由を考察してみると
・不必要な出費や付き合いをさせられることがないように警戒している
・利益を大きくするために、ムダな支出がないように徹底している
・お金の相談を持ちかけられないようにガードしている
・社員が経費の無駄使いをしないように模範を示している
・次のステージへの投資をするために、資金を蓄えている
・内部留保を増やして、不測の事態に備えている
・寄付を強要されるのを回避している
などが考えられます。
これらは、ある意味 お金を慎重に使っているとも言えます。
ところが経営者の中には、他人に対しては財布の紐が硬いのに、自分自身には緩いという人も結構な確率で存在しています。
女性経営者の場合、ちょっと頑張ったら「自分へのご褒美」とか「〇〇記念日」などという大義名分を掲げて、豪華な食事やブランドの衣服や美容関係に多額のお金を掛ける人が見受けられます。
男性経営者の場合、女性とは違ったお金の使い方が多いようです。ご想像にお任せします。
どちらにしても、自分の快楽を満たすためにお金を浪費する経営者の心理には、自信のなさやメンタルの弱さをごまかすために、虚勢を張っているという事実があるようです。
他者に厳しく自分に甘いといった矛盾した行為は、視点の高い人から見るといとも簡単に見破られてしまい、信用できない経営者だと烙印を押されてしまいます。
一方で、弊社が以前サポートをしたある経営者は、上記のタイプとは真逆でした。
長くなりそうなので、続きは次回ということにて。
*
MBA(メタビジネスアカデミー)では、今年の哲学納めのパーティーとして「Xmas忘年会」を実施いたします。
一般の皆さまもご参加いただけますので、ご興味のあられる方は、是非、どうぞ。
◇ メタビジネスアカデミーXmas忘年会
https://clementia-ac.com/l/m/GR4hCUgyGLj04w
◇ 「京都公開講座」(11/27開催)も募集中
https://clementia-ac.com/l/m/JLhAbQLzyEUiFF
◇ 経営者・ビジネス人のための強者の教養
「西洋哲学塾」ホームページ→こちらより
「無料会員」としてご登録いただくと会員ページにアクセスできます。
定期的にメルマガが届きますので、楽しみにお待ちください。
◾️東京官学支援機構 専務理事
◾️東京リベラルアーツクラブ
上席研究員
◾️東京哲学会議 特別貢献会員
◾️東京リベラルアーツ・アソシエーション
会長
https://excellent-ed.jp/archives/20113
◾️公式LINE
↓ ↓ ↓
◾️ホームページ
◾️プロフィール
https://excellent-ed.jp/greeting#prof
◾️メール
◾️FB
https://www.facebook.com/kumiko.fujiwara.315
■YouTube
「『素直な人』では結果は出せない」
■YouTube
「成功を目指す人へ やめるべきこと」
■YouTube 人生は「脱落ゲーム」!