おはようございます、藤原です。
前回の続きになりますが、その前に少しばかり余談を。
昨日から東京に来ています。
宿泊した施設で「旅行支援のクーポン」をいただいたのはよかったのですが、これを使うには、アプリをダウンロードして「電子クーポン」にチャージしなければなりません。
困ったことに、パスワード設定のところになると「通信エラーのため…。」の表示が何度もでてきて、作業が先に進みませんでした。
あとで「復旧のお知らせ」が届き、私の操作ミスではなかったことがはっきりしたのですが、高齢の方やスマホの操作に慣れていない人には、かなり使いにくいと感じました。
せめて、「紙クーポンのまま使えたらいいのに…。」と思ってしまいました。
*
ビジネスをしている専門家から「タダで聞きだそう」「タダでやってもらおう」とする人は、相手が今までかけてきた「時間」や「技術」や「経験」を軽視する行為ではないかと思います。
人間としての誠実さに欠けると思いますが、このこと自体はあまり問題ではありません。
中には、聞かれたら気持ちよくタダで教える人もいるでしょうし、相手との関係性にもよりますから、一概に「無料」はよくないとも言えません。
私は、そのような人達の「未来」に憂慮しているのです。
なぜなら、困ったことや分からないことがあると「すぐに他者に答えを聞く」という思考回路だからです。
このような思考回路の人は、自分で調べる行為が面倒くさいし、仮に検索したとしてもそこに書かれている文章を読むことが面倒くさいし、さらにその意味が理解できないことが面倒くさい、と思っているものです。
極論を言えば、面倒くさいことから逃げているので、人としての成長が見込めないということ。
このような人のことを世間では、「クレクレ星人」とか「クレクレ君」と言ったりします。
このタイプの人に無料で教えることを断ると「ケチ!」とか「お金の猛者」などと言われて、反対に悪者扱いをされてしまいます。
*
他者にアドバイスを求めるときは、自分なりの意見を持った上で、質問することが大切です。
今の時代は、ネットで検索をすればある程度までのことはすぐに分かります。
Google先生やyahoo知恵袋などは「無料」で教えてくれる便利なツールであり、利用したことがある人は多いのではないでしょうか。
表面的には弱者の味方のように思われがちですが、その裏には広告収入を自動的に得られるような合理的な構造(システム)が構築されています。
一方で、Google先生やyahoo知恵袋程度のアドバイスしかできない人であれば、「無料」の価値しかないと思いますので、「有料」にすることが搾取することになってしまいます。
ネットでは調べられないような高い価値を持っていてこそ「有料」を主張できるものです。
そうなると流石に無料では教えたくないと思うであろうし、無料にしてはいけないと思います。
では、どうしたら搾取されるのを防げるのか?
サービスのメニューを作っておくことです。
(弊社ではメニュー作りもサポートしています。)
その上で「これ以上は有料になりますが、どうなさいますか?」と提示すると、クレクレ星人はすんなり退散してくれるようです。
自分がクレクレ星人を引き寄せていなかを、今一度考えてみる必要がありそうです。
*
MBA(メタビジネスアカデミー)では、今年の哲学納めのパーティーとして「Xmas忘年会」を実施いたします。
一般の皆さまもご参加いただけますので、ご興味のあられる方は、是非、どうぞ。
◇ メタビジネスアカデミーXmas忘年会
https://clementia-ac.com/l/m/GR4hCUgyGLj04w
◇ 「京都公開講座」(11/27開催)も募集中
https://clementia-ac.com/l/m/JLhAbQLzyEUiFF
◇ 経営者・ビジネス人のための強者の教養
「西洋哲学塾」ホームページ→こちらより
「無料会員」としてご登録いただくと会員ページにアクセスできます。
定期的にメルマガが届きますので、楽しみにお待ちください。
◾️東京官学支援機構 専務理事
◾️東京リベラルアーツクラブ
上席研究員
◾️東京哲学会議 特別貢献会員
◾️東京リベラルアーツ・アソシエーション
会長
https://excellent-ed.jp/archives/20113
◾️公式LINE
↓ ↓ ↓
◾️ホームページ
◾️プロフィール
https://excellent-ed.jp/greeting#prof
◾️メール
◾️FB
https://www.facebook.com/kumiko.fujiwara.315
■YouTube
「『素直な人』では結果は出せない」
■YouTube
「成功を目指す人へ やめるべきこと」
■YouTube 人生は「脱落ゲーム」!