おはようございます、藤原です。
断腸の思いで草花の「切り戻し」をしながら、「手放す」ことの意義について考えてみました。
ガーデニングでは、植物の生長を調整するために庭木の枝や草花の茎を切って小さく整えることを「切り戻し」と言います。
特に草花の場合は、美しい花の満開を味わったら種ができる前に切り戻すことが、次の季節にたくさんの花をつけるコツだったりしますので、結構勇気のいる作業になります。
この切り戻しの作業は、人間にも必要なことだと思います。
人間の場合は、「切り戻し」と言わずに「手放す力」と言った方がいいかもしれません。
仕事で言えば、一つの目標が達成したら、すぐにその結果を手放して、より高い課題に挑戦する。
プライベートで言えば、今の友達で満足したら、その環境を手放して、自分より視点の高い、居心地の悪い人たちの環境に飛び込んでみる。
つまり、結果が出たらそれに安住するのではなく、すぐに手放して、次の課題にチャレンジする。その繰り返し。
ポイントは、ややハードルの高いものに挑戦することであり、手放す度にチャレンジする「質」が上がっていくイメージ。
これが自己成長のポイント。
一方で、「そんな大変なことはしたくない」という人もいらっしゃるでしょう。
それはそれでいいと思います。人の「道」はそれぞれですから。
私はビジネスや人生を包括的に考えており、ビジネス人生に挑み、そのことで社会の役に立ち、日本の「人文知」を守る活動を継続してきたいと思っています。
そのためには、まず、自分を高める努力に集中していかなければなりませんが、それが私にとっての快楽だったりします。
私は、ぼんやり生きていくことのほうが苦痛のようです。
話を元に戻します。
「手放す力」は、かなり勇気のいることです。
人間は、年齢を重ねれば重ねるほど手放したくない過去の栄光や捨てられないものが増えてきます。プライドや自尊心などもしかり。
それらを一言でいうと「欲」。年齢を重ねるほど強欲になっていきます。
その「欲」をうまく利用しているのが資本主義社会であり、欲があれば何でも手に入れることができます。
「欲」は人間の本能ですから、生まれながらにして誰もが持っているものですが、教育によって「理性」を持つようになります。
強欲で動物的な人間でありたいのか、強欲を手放して理性的な人間でありたいのか?
他者貢献や社会貢献をしたいと思っている方であれば、当然後者でしょう。
* 写真は、切り戻す前に撮ったものです。
孫の後ろに咲いているスーパーアリッサムもバッサリ切り戻しました。
↓ この目!?
調子に乗りすぎ!(笑)
さて、この子は、どちらの「道」を進んでいくのでしょうか?
それもこの子を取り巻く環境次第かもしれません。
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