おはようございます、藤原です。
複数の事業所を持つ組織で働いているAさん。
そこでの勤務年数は長くはないものの、日頃の頑張りが認められて中間管理職に昇格。
毎日、時間に忙殺される日々を送っておられますが、仕事はやりがいがあるので苦にならないと。しかし、組織にまとまりがなく、どうしたら改善できるかが悩みの一つに。
具体的に言うと…。
企画会議などの話し合いの時に、なかなか意見がでない、意見が出るとぶつかり合う。そして、まとまらない。そんな悪循環に陥っているのだそうです。
意見がまとまらなくても、リーダー的な立場にある人は、何らかの結論(答え)を出さなければなりませんので、判断力や思考力が求められます。
なぜ、社員はやる気がなかったり、対立したりするのか?
これを考える前に、「やってはいけないこと」を押さえると…。
感情的になって相手を責めたり否定したりすることです。
「ちゃんと考えているのですか!」「もっと建設的な意見はないのですか!」などと言うと、相手はますます考えがまとまらなくなったり、意固地になったりしますので、リーダー的な立場にある人は、自分の感情をコントロールできることが大前提になってきます。
(言いたい気持ちも理解できますが、今の人たちは返骨精神のない人が多いのですぐに潰れてしまいます。少しずつ教育していくことが大切です。)
それを踏まえた上でやることは…。
まず、やる気がなかったり、対立したりする大元になっている「相手の背景を問う」こと。次に「視点を変える」こと。そして、「お互いの立場をメタ認知する」こと。
あるいは、心の中で「相手」を徹底的に否定してみること。次に、それと同じように相手の意見を受け入れられない「自分」を徹底的に否定してみることも思考を進めるためには有効です。
(具体例は省略します)
そうすることで、相手の気持ちや意見の裏に隠れた「気持ち」や、議論の「つまずき」の原因に気づけたりします。
それは、今まで「自分優先」だった見方を「相手優先」に昇華させ、さらに「自分も相手」も含んだ上の視点から物事の成り行きを捉えたり、気づいてない自分の本音に気づきをもたらしてくれるもの。
仕事の場面だけに限らず、友達同士でも家庭でも意見がぶつかり合うことはありますので、上記の思考法はどのような状況においても有効です。
出発点は、人によって価値観は様々だということを理解すること。
価値観が異なる相手と「反対だ」「賛成だ」「わからない」と言い合っていても、建設的な議論や話し合いはできません。
大切なのは、勝ち負けではなく、よりよい答えを見つけるためにお互いが思考力を働かせること。そこに必要となってくるのが教養です。
「あの人とは意見が合わない」「あの人は頭が悪いから」「どうせ私はバカだから」と決めつけて、思考を止めることは教養とはかけ離れた行為。
逆から言えば、高い教養を身に付けることで、多角的な視点やメタ思考力、メタ認知力をつけることができ、問題解決能力や人間力を養うことができます。
弊社では、「リベラルアーツ勉強会」で高次の教養を学んでいただき、「メタ・コーチング講座」では、ロールプレイや現場での実践を通して、応用力を身につけていただいています。
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