おはようございます、藤原です。
昨日は、地元(熊本県八代市)で「第35回やつしろ全国花火競技大会」(昨年まではコロナで中止)が開催され、朝から主要道路はかなり混雑していました。
全国の有名花火師30業者がその技を競う花火競技大会。
競技花火のほか、ミュージック花火などの余興花火なども堪能できるそうですが、私は自宅から打ち上げ花火を孫と一緒に楽しみました。
写真は、ネットからお借りしたものですが、今は何かあるとネットからすぐに情報を得られる便利な時代。
このような現代において、人間の頭(知識)よりスマホやPCを携帯していることの方が大切なようにさえ感じられます。
知識を頭の中に詰め込んでおくのは必要なさそうです。
知識が不要となった現代において、何が重要なのか?
重要なのは、知識の量ではなく、「知識を取捨選択する力」や「知識を何かと結びつけて応用する力」。もっと重要なのは「知識を元に考える力」だと思います。
このような力が「教養」と言われるもの。
社会が複雑化している中で、「真の教養」(リベラルアーツ)を身に付ける必要性への関心は高まってきています。
リベラルアーツとは何か?
日本の場合は「教養」と訳され、大学での専門教育の前に身に付ける幅広い知識を指すことが多いようです。
一方で、もっと大切な意味がありますので、少しばかり歴史を遡ってみたいと思います。
哲学が生まれた古代ギリシア時代。奴隷制度がある中で、「人間が奴隷ではなく、自由な人格であるために身に付ける学芸」として生まれました。
「自由な人格」とは、好き勝手なことをするという意味ではなく、思考を柔軟にするという意味です。
つまり、リベラルアーツとは、知識を応用して固定的な思考から抜け出し、柔軟な思考を身に付けることであり、言い換えると、問いを立て、議論を練り上げながら、よりよい答えに到達していくためのもの。今風に言えば、イノベーションを起こすために必須なもの。
議論をよりよいものにするためには、知識を持っていることは大切です。
まったく知識のない人達が話し合っても、建設的な意見が出ないのは明らかです。
だからと言って、知識を増やすことではありません。
知識をベースにして建設的な意見を練り上げることが大切です。
例えば、企画会議などの時はどうでしょうか?
横並びの問いや意見のぶつかり合いが繰り返されても、よりよい答えには到達できません。
上方向に意見が統合されて、まとまっていく中で到達できるものであり、会議の様子をみれば、その組織の「質」までつまびらかになります。
リーダー層や経営者の多くは、組織の「質」を高めたいという願望を持っておられるようですが、組織全体の質を上げるには、その構成要員である一人ひとりの教養の高さが求められます。
社員研修などを通じて、全体を教育し底上げしていくのか?
採用時に個々の教養のレベルを見極めて合否を決めるのか?
どちらにしても、その判断を下すトップの人の教養が問われるところです。
教養を身につけて、組織をマネジメントしていきたいと思われるリーダーの方にこそ、リベラツアーツを学んで欲しいと思っています。
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