おはようございます、藤原です。
前回の「なぜ、他者に誤解され、悪循環に陥ってしまうのか?」の続きです。
(前回は、一つ目でした。)
二つ目。
人間には、自分が不利な立場になることを回避したい、あるいは、誰かに自分の真意を理解してもらいたい、という欲望があること。
これが巷でよく言われる「承認欲求」、哲学的に言うならば「自己重要感」というもの。
人間は誰でも、自分が一番重要な存在であり、他者に認められたいし、自分のことを理解して欲しいと願っています。
前回のAさんの例で言えば、上司から認めてもらえなかったことを、同僚や友達に相談した心理の裏には、誰かに自分のことを理解して欲しいという承認欲求があってのこと。
だから、一人の相談者に認められないと、また次の人に同じ悩みを話し、自分が欲している承認の言葉を聞くまでゲームが続くことになります。
あるいは、一人に承認してもらえただけでは気持ちが落ち着かず、二人目、三人目と次々に承認してもらえることで、「ほら、私のやったことは間違っていなかったでしょ。」と証拠集めに奔走するという残念な行為になることもあります。
一方で、上司から嫌味を言われたと受け取ったAさんですが、上司の言葉に深い意味はなかったのかもしれません。
・虫の居所が悪かっただけかもしれません。
・誰にでも似たような言葉を言っているのかもしれません。
・相手を傷つけるなどと考えたことのない脳天気な人なのかもしれません。
つまり、Aさんはちょっとした問題が起こると、それに対して思考を深めたり、自分で決断したりすることが難しく、その答えを他者に依存してしまう傾向が強いとうこと。
一言でいうと、「自分で意思決定をすることができない」ということであり、多くの人にこの傾向がみられます。
どうすれば意思決定のできる自分になれるのか?
自分に自信をつけること。
そのためには、自分の気持ちや自分のやりたいこと、つまり「自分の内側」にフォーカスしていてはダメです。
自分が置かれている「社会の構造」や「組織の構造」、いわゆる「自分の外側」の世界をどこまで見抜けるかが重要なカギを握っています。
「自分の外側」の世界を知るためには、人間の本質や世界の本質を学ぶことが必須です。
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