「言葉」は「思考」で使う場合と、
他人との「コミュニケーション」で
使う場合とでは、使い方が異なります。
今回は、他人との
コミュニケーションについて。
この場合は、言葉は伝達を目的と
しているため、相手に伝えたいこと
が伝わらないと意味がありません。
コミュニケーションといえば、
「単語」ではなく「文」や「文脈」
となります。
阿吽の呼吸の夫婦になれば
「単語」でも生活することは
可能かもしれません。
「おーい」と言ったら
「お茶を持ってくること」
「それ」と言ったら
「ビールを出すこと」
「風呂」と言ったら
「お湯加減を確認して、
タオルや下着を用意すること」
と、相手の隠れた文脈を
読み取れるかもしれません。
まあ、滅多にこんな夫婦は
いないと思いますが。(笑)
コミュニケーションのことを
いう前に、あえて「単語」に
ついて考えてみたいと思います。
例えば、机の上を指差して
「赤色」と言われた時に
何を想像するでしょうか?
机の上にある
「ボールペンの赤」「マジックの赤」
「色鉛筆の赤」「本の表紙の赤」
「リモコンの電源ボタンの赤」
など、様々な物体をイメージします。
さらには同じ「赤」でも、朱赤から
真っ赤、ピンクに近い赤、黒に近い赤、
色に詳しい人は「色相環」を想像して
様々な赤を連想する人もいるでしょう。
「単語」ひとつにしても、
人それぞれの「解釈」があります。
つまり、私が想像している「赤」と、
あなたが想像している「赤」は、
同じ言葉であってもそのイメージ
には「矛盾」があるのです。
ということは、
「言葉」は矛盾を孕んでいる
ということ。
単語一つでも矛盾を孕んでいるの
ですから、「文」「文脈」になったら
もっと「矛盾だらけ」になってしかり。
しかも、コミュニケーションになると
その言葉を発している人の性格や
その時の表情までも、否応なしに
付着させてしまいます。
ですから
「言葉」は「純粋な言葉」ではなく、
「矛盾を孕んだ言葉」であり、
それでコミュニケーションをして
いるので、もっと「矛盾」を孕んで
いるということです。
「言葉」の意味が正しく伝わる
ことは、限りなく不可能である。
と肝に銘じましょう。
言葉の意味を追求すると、もっと
複雑になってしまいますので、
このあたりにて。(汗)
次回は、具体例にてお伝え致します。
* * * * *
私と一緒に「三思会」という
コミュニティで勉強している
同志の逸材二人が講師を務める
特別セミナー
「異常」に学ぶ人材活用術
~「異常/正常」両極の
人材プロフェッショナルによる
相対的人材教育論 ~
詳細は→こちらより
* * * * *
東京本部設立
オープニング記念セミナー
「知らないと損するお金の㊙︎知識」(60分)
+「Q&A」(30分)
詳細・お申し込みは→こちらから
* * * * *
東京「言葉を動かす実践講座」(6回)
は、残席1名様となりました。
詳細・申し込み→こちらから
* * * * *
「家族関係やビジネスの悩み相談会」
【名古屋】9月25日(水)
11時30分〜13時30分
詳細・お申し込みは
* * * * * *
*下記は、LINE@です。
「限定の記事」や「お得な情報」
を、いち早くお知らせ致します。
宜しくお願い致します。
ピンバック: エクセレント教育株式会社 | KASEGU講師になるための最強の支援