おはようございます、藤原です。
前回は、 「なぜ、親と学校は対立するのか?」についての3つの要因のうちの一つ目。
我が子と自分との「自己同一化」による感情の不安定さに加えて、連絡帳による「文章」のやり取りによって、ますますこじれる傾向にある、という主旨のことを書きました。
今回は、二つ目。
「親が要求している教師像」と「国が要求している教師像」には大きなギャップがあること。
多くの人は、そのパイプ役をしている学校や教員が板挟みにあっているという現実問題を理解することなく、担任の先生とやり取りをしていますから、親と学校が対立するのは当然の帰結と言えます。
親は、我が子のことだけを考えていますから、子どもからの情報、ママ友からの情報、SNSなどからの情報という様々な情報の中から、自分や我が子に都合のよい情報だけを無意識的にピックアップしています。
さらに、ピックアップした情報に自分の感情(偏見)を張り付けることで、より歪曲したものの見方をしていることにも気づいていません。
「前の担任の時は…」「今の担任は…」「あのクラスでは…」「今度の校長は…」「隣の学校では…」のように他の教師や他の学校と比べたり、歪曲化された噂話を鵜呑みにし、それを他者に拡散したり。
はじめから担任の悪い噂話を信じて先入観でみてしまうと、お互いの意思疎通を図ることは難しいでしょう。
具体的に言えば、「当たりの先生」「ハズレの先生」あるいは、「人畜無害の先生」とレッテルを貼って見る場合もあれば、我が子への対応を通してレッテルの書き換えをする人もいます。
そのような場合、連絡帳でのやり取りは、対面でのやり取り以上に「勝つか/負けるか」の対決姿勢になってしまいます。そうして、未熟な担任の場合は、親も学校側も悲惨な状況へと陥ってしまうことに…。
一方で、「国が要求している教師像」というのは、子どもたちに「生きる力」をつける教育者。
抽象的な「生きる力」という概念を、具体的な教育現場でどのようにして育てていくか、学校側は試行錯誤しながら実践しています。
一人ひとり個性をもった子どもたちを目の前にして、「答え」というものは存在しませんので、あらゆる教科で、あらゆる場面で、コツコツと地道な取り組みがなされています。
また、保護者の中にも「子どもと一緒に自分自身も成長していきたい」と考えておられる向上心のある方もおられます。
親も学校も手を取り合って、共に成長していきたいものです。
いよいよ三つ目。これが一番重要だと考えています。長文になりそうですので、次回ということにて。
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