おはようございます、藤原です。
成功者たちが口を揃えていう言葉に、「今を大事に生きる」とか、「過去に生きるな、今を生きろ」などがあります。よく耳にされるのではないでしょうか?
そして、これには続きがあります。
「今を大事に生きていれば、後悔のない充実した人生を送ることができる。」
「今を大事に生きる」とか「後悔のない充実した人生」とは、どんなことか?
この二つの問いに対して、まず一つ目の「今を大事に生きるとは?」から考えてみたいと思います。
一定層の人は、「今を大事に生きる」という価値観に深く共感されると思います。私も大切なことだと思っています。
しかし、冷静に考えてみるとこの言葉にはまったく意味がありません。
なぜなら、人間は過去にも未来にも生きることはできず、ただただ「今」の連続でしか生きることはできないからです。また、「大事に生きる」と言っても、何をもって大事に生きると定義しているのか…? 考えていない人がほとんどではないでしょうか。
せいぜい、
・一日の終りに「今日、楽しかったことは?」と振り返ってみる。
・自分だけの時間を持つことに充実感を見出してみる。
・頑張った自分に何らかのご褒美を与えてまったりと過ごしてみる。
・自分が関わった人や起きた出来事に感謝してみる。
このようなことも価値のあることだと思いますが、よくよく考えてみると全部「過去」のこと。厳密に言えば、1秒、いえ0.1秒でも過ぎたら「過去」ですから。
私をはじめ、多くの人は「今」=「この瞬間」を見落としながら生きています。
なぜ、そのようなことが起こるのか?
そもそも「大切に生きる」というのは、矜持、存在意義、目標などの「価値あるもの」を目指して生きることですから、「未来」を意識することになります。
むしろ、「今」より「未来」に臨場感が持てなければ、大切に生きるとは言えません。
私たちは、未来をよりよくするために勉強したり、努力したり、苦労を乗り越えようと頑張ったりしているのですから、ただ「今を生きる」の連続より、「未来を見据えた上で、今をどのように生きるか?」のほうが大切になってきます。
つまり、「今を大事に生きる」には、大前提として、矜持、存在意義、目的などを強く持っておくことが必須。
ここで重大な問題が出てきます。これが、二つ目の「後悔のない充実した人生」に複雑に絡んでくることになります。
続きは、次回ということにて。
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