おはようございます、藤原です。
先日、ある方が「娘には『結婚で人生が決まるから、相手選びを間違えないようにしなさい』と言っています。」と熱弁を振るっておられました。
令和時代になった今でも「女は、結婚相手で人生が決まる」という価値観の人がいることにちょっと驚きましたが、それも否定はできません。
厚労省の2021年の発表によると、結婚したカップルの20組に1組は、同居1年未満で離婚。さらに、夫の定年前後に離婚する「熟年離婚」は増加傾向にあるとのこと。
この数字からわかることをザックリいえば、結婚生活が幸せではなかったので離婚に踏み切ったということであり、世間には、離婚はしなくても家庭内別居や同居人だと割り切って我慢している人も少なくありませんので、結婚生活に不満を持っている人はかなり多いと予想されます。
以前ご相談を受けた女性は、「離婚したくてもできない事情があって、毎晩自分の部屋で泣いています。」と苦しい胸の内を話されていました。
そもそも、「この人だったら間違いない。運命の人だ!」と思って踏み切った結婚なのに、あとから考えてみると選択ミスだったということ。それも人生を決定づけるような大きな選択ミス。
なぜ、結婚によって人生が決まると言えるのか?
2つの視点からみることができると思います。
一つは、社会が要請している「幸せな結婚」のイメージに洗脳されて、純粋に憧れを抱いていること。
特に人生経験の浅い人に対して、「結婚するとで、喜びは倍になり、苦しいことは半分になる」「困ったことがあってもパートナーが助けてくる」「結婚してこそ一人前」「子どもを生んでこそ一人前」「早く子どもを生むと早くラクになる」というメリットで結婚を奨励しています。
このような打ち出し方は、真面目な人や素直な人ほど洗脳されやすく、結婚生活に憧れを持ちスタートさせることになります。
しかし、喜びも束の間。一緒に生活をするといろんな問題が出てきて、夢から醒めることになります。
・家事の分担が私の方が圧倒的に多い。
・私の体調が悪くても仕事を休んでくれない。
・結婚したら態度が変わった。
・親戚付き合いが鬱陶しい。
・子どもの教育方針がまったく違う。
これらは、「幸せな結婚」という理想と「現実の生活」に大きなギャップがあったということであり、メリットを肥大化させデメリットを想像できなかったわけですから当然のことかもしれません。
幸せになるために結婚することは大切なことですが、結婚生活を継続するというのは忍耐力も必要になります。ではどこまで耐えればよいかと言えば、それもまたケースバイケースのようです。
生活の背景にあるものや個人の背景にあるものは複雑であり、自分ひとりの考えで解決できるような簡単なものではありませんから。
二つ目は、次回ということで。
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