おはようございます、藤原です。
「勤続年数が長いというだけで威張っているオバサンにどう対応したらいいですか?」というご質問。
オバサンやオジサンに関わらず、若い人の中にも勤続年数がちょっと長いというだけで威張っている人というのは、どこの職場にもいるものです。
「私、○年も働いているから」と自慢し、現場監督のように粗探しをして注意する。
そうかと思えば、自分がミスをした時は、知らんぷり。
このようなタイプの人の中には、役職や年齢が上や下、あるいは勤続年数が長い・短いに関わらず、誰に対しても横柄に見える態度を取る人がいます。
多分、本人は自分が他者から横柄に見られているということに気づいていないでしょう。
相手の気持ちや場の空気を読むのが生まれつき苦手な人もいますので、純粋にその人の特性だったりする場合もあるようです。
一方で、役職が上の人にはゴマをするのが上手で、自分と同じような立場の人や、自分より能力が下だと思った人に対しては、威圧的な言動を取る人がいます。
このような人は、人間性を疑われることが多いです。
前者の場合は、相手の特性が理解できれは、そう怒ることもなく対応できるかもしれませんが、後者の場合は、腹が立つことが多いのではないでしょうか。
どちらにしても職場環境としては穏やかではありませんので、どうにかしたいと思うもの。
一般的に、威張りたがる人への対処法として言われているのは、「素直に従う」「距離を置く」「上司に言う」などがあげられています。
確かに、威張りたがる人の話を真に受けて、同じ視点で闘ってもいいことはありません。
ますます悪化するばかりですから、自分を守ることを優先すると、上記のことはベストのように思われます。
ここでもう少し考えを深めてみましょう。
あえて相手の背景を多角的な視点で捉えてみると…。
・生育環境に恵まれず、優しく接するということを学んでこなかったのかもしれません。
・弱い自分を見せたくないので、去勢を張っているだけかもしれません。
・他者の気持ちを読み取る能力が極端に劣っているのかもしれません。
・辛い出来事があって、人間不信になっているのかもしれません。
・常に何らかのストレスを抱えていて、それが表面に出ているのかもしれません。
他にも考えられる要因はあると思います。
より重要なのは次の点です。
ちょっと面倒な人の存在というのは、自分が一段視点を上げて考えるトレーニングになります。
そして、自分が人間関係の苦難を乗り越えてくことは、人格を高めることに繋がります。
自分を守るために、相手に従う、相手と距離を置く、こともよいかもしれませんが、自分の成長を考えると心の器を広げて相手に接するように努めることで、掛ける言葉も変わってくるのではないでしょうか?
役職が上がれば上がるほど、いろんな人達をまとめていかなければなりませんので、人格を高めることは重要だと思います。
安心・安全な環境に浸っていては、人格を高めることはできませんので、あえて難しい選択をするのもいいかもしれません。
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