おはようございます、藤原です。
前回は、 組織をマネジメントするのに、
世間で言われている「美点凝視」を
意識するやり方に触れてみました。
「美点凝視」をどう捉えるか?
言葉の特性上、美点/欠点、あるいは
長所/短所、成功/失敗、肯定/否定の
ように、物事はどちらから見るかに
よって、その意味は反転可能。
しかし、多くの人は「同じ視点」の
平行移動で捉えてしまいがちです。
失敗やミスのような否定的なことを、
「行動したからこそ失敗したのであって、
何もしない人は失敗さえも経験しない。」
のような捉え方になってしまいます。
これが「常識のどまん中」ということ。
「上の視点」から見るということは、
物事の意味を反転させることではなく、
相手が気づいていない
価値や視点や可能性を示すこと。
そのためには、相手や社員といった
狭い枠組みの中で捉えるのではなく、
人間や世界の「本質」から捉えられる
ようになることが最低条件。
つまり、マネジメントで美点凝視を
使う/使わないに関わらず、
人間や世界の在り方に強い興味関心を
日頃から持ち、考えておくことが
重要であり、個人的な「感情」を
持ち込まないことは基本のキ。
では、リーダーとなる人が
メンバーの士気を高めるために
言葉をどう使うか?
具体的な場面で例えると…。
あなたが新規プロジェクトの一員
として,与えられた課題を達成した時、
どちらが次のやる気に繋がるかを
考えてみてください。
①「早く課題を達成してくれて
ありがとうございます。
これからもその調子でお願いします。」
②「早く課題を達成してくれたお陰で、
次の段階が見えてきて嬉しく思います。
忙しい中に大変だったでしょうが、
これからも力を貸してください。」
いかがでしょうか?
おそらく②の方ではないでしょうか。
①と②の違いは何か?
組織への影響力、未来への希望、
人間の可能性が、
言葉に入っているか否かです。
どんな仕事であれ(専業主婦でも)、
人間は「自分が誰かの役に立っている」
(=他者貢献)という実感が持てる
ことで、やる気がでるものです。
リーダーであれば、いかにして
メンバーの士気が高まり、効率的に
動いてくれるかを考えた言葉を
使えるようになることが重要な仕事。
そして、組織の目標達成に向けて
貢献し続けてもらえるようにすること。
単に「仕事が早い」とか
「書類を上手にまとめている」の
ような表面的なことではなく、
それによってもたらされる価値に
気づかせることが使命です。
言葉を自在に使いこなせる能力を
つけるためには、「言葉」への
理解を深めることが前提となります。
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