おはようございます、藤原です。
子育て(孫育て)をしている人は、
絵本の「読み聞かせ」が大切だと
聞かれたことがあると思います。
いくら情報化社会になったとはいえ、
昔と変わらず幼児教育や学校教育の
現場では、今もなお継続されている
活動の一つです。
さて、子育てに関しては、
・読み聞かせは親子の触れ合いの
時間だから大切。
・スイミングは体力をつける上で大切
・小学校になると英語があるので、
早くから学んでおかないとついていけない。
・プログラミングも学校教育に取り入れ
られるようになったので重要。
などの情報が飛び交い、
学習塾や習い事のセールストーク
にも利用されています。
不安を煽って契約を取るというのは
最低なセールスだと思うのですが…。
子どもの教育で何を重視するかは、
親の価値観次第だと思いますが、
今だからこそいえるのは
「〇〇をすれば、自立した大人になる」
「〇〇をすれば、ダメな大人になる」
という因果論は成立しない、ということ。
一方で、約30年前から最近まで、
「読み聞かせは善、ゲームは悪」
という価値観で生きてきました。
低学年を担任していた時は、
毎日読み聞かせをし、
家でも、就寝前のルーチンと
なっていました。
その理由の一つとしては、
私が読み聞かせが好きだったから
であり、その時の子どもの表情を
見ると幸せな気持ちになるのです。
反対に、「ゲームは悪」でしたので、
息子(幼児の時から父親が与えていた)
がゲームをするのを嫌い、
何度ゲーム機を隠したことか…。
それでもイタチゴッコで、
いつの間にかゲーム機は増えていました。
当時の私は、読み聞かせのメリットと
ゲームのデメリットを必死で父親に
訴えていたことを記憶しています。
それでも暖簾に腕押しでしたが。(笑)
学級懇談会では、「ゲーム脳」の
書籍を紹介して、読み聞かせの
重要性を熱く語っていました。
そんな私ですが、
今はこだわりはありません。
孫は、毎日 YouTubeを楽しんで
いますし、読み聞かせも好きです。
孫が「これ読んで〜。」と
膝の上に乗ってきます。(笑)
*
子育てに正解はありませんし、
育児書や教育書に書かれていることは
筆者にとっての成功法則であり、
再現性は不確かなものですから。
子育ても人材教育も根本は同じです。
具体的なことを挙げればキリが
ありませんので、抽象的なことを
少しばかり…。
「過去と未来は繋がっている」
「結果には何らかの一つの原因がある」
(因果論)という、世間の常識に
洗脳されてしまっていることに起因
する問題だということ。
確かに、「これまで」と「これから」、
「原因」と「結果」は繋がっている
ように感じられるかもしれませんが、
まったく別のものです。
「過去」や「原因」にこだわっていては、
変化の激しい資本主義社会において
結果を出すことは厳しいでしょう。
それよりも
「なぜ、過去と未来(原因と結果)が、
繋がっていると思わされているのか?」
といった、哲学的な問いを立てられる
ようになることが重要です。
特に人材教育では、
最初の「問い」が間違うと、
何をしてもズレてしまいますから。
*
私は、読み聞かせが大好きです。
自分の好きなことを、孫と一緒に
楽しめることが幸せだと思っています。
この子たちの未来のためにも
「人文知」(哲学を含む)を守る活動
を継続していかなければならない
と思っています。
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