おはようございます、藤原です。
「残業するのが当たり前、
休日出勤するのが当たり前。
この会社を変だと思う私は
間違っているのでしょうか?」
という悩みをお聞きしました。
このような習慣が強くなったのが
「ブラック企業」と呼ばれるもの。
この方は、時間外に仕事をする人が
高く評価される企業の体質に
疑問を持たれているのです。
時間外に仕事をする人の中には、
仕事に対する熱量が高くて、
あれもしたいこれもしたいと思い、
残業や休日出勤でさえも、
充実した時間であると感じる人もいます。
あるいは、トップ層から信頼されていて、
どうしても勤務時間内に終わらせることが
できない難問と向き合っている人もいます。
反対に、仕事は楽しくないけれども
時間内に仕事を終らせることができない
ので、仕方なく残業をせざるを得ない人
もいます。
時間内に終わらせることができない人
を分析すると…
・効率的に作業を進めることができない人
・もともと能力がない人
・無駄話などに時間を費やしている人
がいます。
一方で、仕事が好きで能力もあり、
本当は残業をしたいけれども、
どうしても家庭の事情で定時退勤を
しなければならない人、
休日出勤が無理だという人もいます。
ここで問題になるのは、
勤務時間中に仕事を終わらせる
ことのできない人が
「残業すればいいんでしょ。」
みたいに開き直る社員の体質、
残業することで穴埋めをしてくれれば
問題ないと思っている管理職の考え、
残業しない社員に対して、
低い評価をする短絡的な経営者に、
警鐘を鳴らしてのことです。
要するに、経営者が社員教育(人材育成)
から逃げていることが問題なのです。
社員教育ができないということは、
変化できない旧態依然とした体質の
ままだということであり、そこには
昔からパターン化(固定化)された
古いルールや価値観の存在があります。
習慣になっているがゆえに背景に
沈んでしまって、組織の中にいる人、
特に経営者本人が気づかない、
といった悪循環に陥ってしまうもの。
では、どんな時にパターン化された
悪循環に気づくのでしょうか?
それは、どうにも立ち行かなくなった時。
外部の人から指摘されてはじめて
気づく経営者がほとんどです。
最近は、世界情勢の悪化やコロナ禍
により、多くの中小企業や大企業が
経営の危機に直面しています。
だからこそ、自分の会社を外の視点
からみて適切なアドバイスをくれる
視点の高い人のサポートが必要に
なってくるのです。
そして、時間はかかっても
経営者自らが多角的な視点や高い思考力、
論理的な言語化を身につけ、
社員教育を行えるようになることが
大切ではないでしょうか。
極論を言えば、「背中で語る」
ことができれば最強だと思います。
社員教育を外部講師に丸投げ
しようと思っている甘い考え自体が、
諸悪の原因であり、経営者の資質が
問われていると言ってよいでしょう。
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