おはようございます、藤原です。
前回は、娘の料理についてでした。
料理とは、「食材」をどう調理し、
どのように盛り付けて美味しく、
かつ、美しく見せることができるかが、
その人の力量(能力)になるでしょう。
私は、毎日料理はしますが
「食材」よりも、「言葉」を
どう料理するかに興味があります。
もっと厳密に言うならば、
「言葉」がどうやって生まれ、
どのように届けられているか、
ということ。
誤解のないように申し上げますが、
心理学で言われているような
「言葉を変えると、人生が変わる」
という、表面的で気持ちだけしか
変わらないようなものとは違います。
実際に
「勉強して、人生が変わりました!」
と言っている人に限って、
何も変わっていないでしょう。
仕事のポジションが
上がっているでしょうか?
経営者だったら、
利益が上がったり、社会貢献が
できたりしているでしょうか?
ただ、気持ちがポジティブに
なっただけでは…?
そのようなことを「人生が変わった」
とは言いません。
言葉の「用法」が間違っています。
*
さて、前回の続きをしますと…
今の結果に「満足」して
自己肯定感を満たそうとするのか、
「不満」から逃げずに次の課題に
進もうとチャレンジするのか。
実のところ、多くの人は、
現状に満足していないのでは
ないでしょうか。
それなのに、社会全体が
「短所を長所に変換する」
「否定的な言葉を口にしない」
「自分ファースト」
「自分もOK.相手もOK」
「ポジティブにいこう!」
などという価値観が良いとされて
いるのに影響を受け、否定するのは
「悪」だと認識されています。
だから、無意識のうちに
「現状に満足しよう」と
誤魔化しているだけなのだと…。
裏を返せば、
だから成長しないということ。
むしろ、
不満、否定、絶望を味わうこと
なくして、
満足、肯定、希望を味わうことは
できません。
・不満があるから満足がある。
・否定があるから肯定がある。
・絶望があるから希望がある。
その逆もしかり。
自分が目指す「理想の状態」に
向かって、ひたむきに努力する姿に、
私は美学を感じます。
*
仕事柄、経営者や管理職の方と
お話する機会が多いのですが、
「部下が現状に満足して、
チャレンジしようとしない。」
という不満の声を聞きます。
それは、部下が自分にとっての
理想の状態ではないということ。
部下をどう教育すればよいか…、
難しい課題です。
ネットで検索すれば、いろんな
ノウハウを目にすることでしょう。
小手先で部下を教育できるほど、
経営は甘くはありません。
答えは、ただ一つ。
自分がハードルの高いものに
チャレンジし続けること。
それをわざわざ部下に言っては
品格が落ちてしまいます。
難しいことにチャレンジしている
ことは、醸し出されるもの。
私は、経営者が自己研鑽を怠るのは
「悪」だと思っています。
現状維持に満足しているような
経営者の元で働いていても
人間としての成長や
ビジネスの成功は望めません。
人生を無駄にするようなものであり、
それこそ悲劇ではないでしょうか。
*
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