おはようございます、藤原です。
「おしゃべりの好きな人がいて
困っています」
という管理職の嘆き。
この一言を聞いただけで、
色んな問題を抱えている組織である
ということは想像に難しくありません。
*
おしゃべりをする人の周りには、
必ず聞いてくれる複数の仲間がいます。
その内容といえば、
「〇〇さんは、間違っている」
「〇〇さんは、不快だ」
「〇〇さんは、意地が悪い」
「〇〇さんは、大人しすぎる」
などの他人の悪口や失敗談。
このように、他人を蹴落として
面白がる人は、人間の本能に逆らう
ことができない、理性の足りない人
なのかもしれません。
おしゃべりの好きな人は、
いざという時に「きちんとしゃべる」
ことができるのでしょうか?
おしゃべりの好きな人は、
感情的な表現が多く、
物事を掘り下げて言語化する
ことが苦手のようです。
例えば、
「彼女のやり方ではダメです。」
と一言で終わってしまい、
「なぜ、そのやり方がダメだと
思うのか。私はこのようなやり方を
考えましたが、どうでしょうか。」
という、建設的な意見を述べる
ことができません。
「しゃべる」ということ一つにしても、
思いつきを感情まかせにしゃべる人と、
思考を組み立てて論理的にしゃべる人と
では、仕事の成果はまったく違うものに
なるでしょう。
論理的にしゃべれるようになるには、
思考のトレーニングが必要になります。
この差が、仕事ができるか否か、
成長できるか否か、成功するか否か
の分岐点。
ところが、多くの人は、
自分にはしゃべる能力がないと
諦めてしまっています。
そんなことはありません。
トレーニングの継続により、
着実に向上していきます。
受講生の方々の言語化能力が
それを証明しています。
一方で、仕事中におしゃべりをする人
というのは、職場をなめている人。
あるいは、馴れ馴れしい、
気持ちの緩んだ職場環境が
そうさせているのかもしれません。
個人を非難する前に、その空気感を
生み出している組織の構造に
問題があるのではないでしょうか?
おしゃべりの好きな感情的な人に
対して、黙らせる威厳のある人が
いないという、ヌルい組織。
そこには、最高責任者である
経営者の意識が大きく影響している
ことを忘れないようにしたいもの。
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