おはようございます、藤原です。
子育てが終わった頃、
数百冊あった絵本や児童書の多くを
学校図書館や学級文庫に寄付しました。
当時の私は、
「将来的には一人になるので、
身辺整理をしておかなければ…。」
という思いで突き進んでいました。
孫に「読み聞かせ」をする機会が
与えられるなど考えておらず…。
今、孫のマイブームになっている
絵本は「ティラノサウルス・シリーズ」
の「おまえうまそうだな」です。
(宮西達也/ポプラ社)
この絵本のクライマックスは、
子どもの成長を願い、
育ての親である自分が心を鬼にして
あえて去っていく場面。
いわゆる、自分が孤独の道を選ぶ
という感動のシーン。
毎回、胸が熱くなり声が詰まります。
「本当のやさしさとは?」
「本当の思いやりとは?」
「本当の愛とは?」
経済大国となった日本だからこそ、
見えるものだけに心を奪われるのでなく、
目に見えないものが大切だということを
教えてくれているような気がします。
私は、ずっと前から宮西達也さんの
本が大好きでした。
短い文、繰り返しの言葉、単純な挿絵
だというのに、これだけの感動を
与えられる美学的なセンス。
宮西さんの世界観に触れることが
できます。
さて、この絵本のもう一つの
テーマは、「孤独の美学」だと
私なりに捉えています。
「孤独」になることは、
精神的な強さが要求されるもの。
決して、面倒臭いことや煩わしいこと
から逃れるために、何もかも捨てて、
孤独になるという意味ではありません。
多くの人は、群れて「安心感」を
手に入れようとします。
そのため、どんなに劣悪な組織に居ても
嫌われることを恐れ、倫理を捻じ曲げて
生きている人もいるのではないでしょうか。
そのような環境に居続けると
自分の感覚まで麻痺してしまい、
能力や可能性を高めることから
離れてしまいます。
特に、そのような組織では
「出る杭は打たれる」
「出過ぎた杭は潰される」
という風習が根強いものです。
人間的に向上したいと思うならば、
群れから離れて「孤独」を目指すこと。
人生のステージを上げるため、
クリエイティブな仕事をするために
「孤独の美学」をお勧めします。
誰にも会わない、誰とも関わらない、
というではありません。
今の社会において、それは
不可能なことですから。
孤独になることを目指していると、
「孤高」に生きている人に巡り会い、
次への扉が開かれることでしょう。
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