自分を知るためには、
自分の「内面」に向き合わないと
いけないと思っていませんか?
自分の「内面」に向き合っても、
視野が狭くなるだけです。
世界が広がるどころか、
世界が狭まってくるのです。
では、
どうしたらいいのでしょうか?
「内側」ではなく「外側」を
見ないといけません。
「外側」である「社会構造」から
俯瞰して、「もう一人の自分」が
「自分」を冷静に見るという
視点が重要なのです。
わかりやすくご説明するために
昨日のブログで紹介した、
ジャック=ラカンが提唱した
「鏡像段階論」でお伝え致します。
ラカンは「鏡像」(鏡に写った自分)
を通して、自分を知るには「他人」を
経由しなくてはならないと提唱しました。
具体的に言えば、
お母さんが赤ちゃんを鏡の前に
連れて行って
「ほら、太郎ちゃんが写っているよ。
これが太郎ちゃんだよ。」
と言葉をかけるとします。
太郎ちゃんは、母親という
「他人」を経由して、鏡に写って
いる姿は「太郎=自分」であると
認識するわけです。
そして、
「ほら、太郎ちゃんが笑ってる〜。」
「太郎ちゃん、前歯が生えてきたね。」
「これは、太郎ちゃんのお口よ〜。」
などという、他人(ここでは母親)
の態度、振る舞いによって、初めて
自分自身を知るという事が可能に
なるというのが「鏡像段階論」です。
さらに、幼児が成長すると
「鏡」の役割を果たすのが、
自分以外の「他人」になるのです。
この点から考えると
「相手は鏡である」という理論
も成立しますが、この解釈自体も
「哲学的視点」から言えば、
心理学で言われているのとは
大差があります。
(今回は、触れません。)
見るべきは、自分の「内側」では
なく、自分以外の「社会構造」から
俯瞰した「外側」からの視点です。
あなたは、「他人」(外側)から
どう見られていると思いますか?
この様な内容も
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