おはようございます、藤原です。
指示されたことに対して、
まったく違う行動をする人や
真逆の主張をする人がたまにいます。
私たちは、同じことを言われたり、
同じ物を見聞きしたりした時に、
自分とはまったく違う捉え方や
考え方をする人に対して、
呆れたり、ショックを受けたり、
ストレスを感じたりするものです。
そのような人と議論をすると、
必ずと言ってよいほど
「意見の衝突」が起こります。
「私はAではなくBと考えます。」
と自分の意見を主張し、
まくしたてる…。
議論したにも関わらず、
意見はまとまらず、お互いに
イヤな気持ちになって試合終了。
誰でも一度や二度は
経験したことがあるのでは
ないでしょうか。
(夫婦喧嘩や親子喧嘩は、
このいい例です。)
多くの人は、意見が衝突する
のを避けたがります。
面倒くさいし、
否定されて傷つくし、
負けたら悔しいし…。
いいことはなにもありません。
だから、衝突するような人とは、
なるべく関わらないように距離を取り、
自分と意見の合う人たちとの繋がりを
求めます。
これが、同質性の高いグループ。
この環境の内部で過ごすのは、
心地よいと思います。
しかし、人としての成長や
組織の成長を考えた時は
どうでしょうか?
組織が大きくなればなるほど、
派閥というものができてきます。
いわゆる、同質性の高いグループが
あちらこちらにできるという現象。
その小さなグループの中で
仲良しごっこをしていては、
人としての成長も組織の成長も
望めません。
(子どもが自立できないのと同じ。)
むしろ、意見の衝突する人の方が、
自分の考え方の「偏り」や「固定化」
に気づかせてくれたり、
思考を柔軟にさせてくれたり、
多角的な視点から物事を捉えること
の大切さを教えたりしてくれたり
するのではないでしょうか。
「意見の衝突」が起こる時こそ、
人間性があらわになるもの。
そのような人を排除しようとする人と
どうにかして包み込もうと努力する人
の二つのタイプに分かれます。
後者のタイプで、かつ
教養のある人であれば、
自分とは異なる考え方の人を
どうやったら建設的な方向に
引っ張っていけるだろうかと、
一段、二段高い視点から思考を
進めることができるでしょう。
だからこそ、教養のある人が
増えることは、組織も社会も
この国も、よくなっていく
ことに繋がると思うのです。
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