おはようございます、藤原です。
ある組織のリーダー層(マネージャー)
の方から、部下のマネジメントが
うまくいかないというお話を伺いました。
その方いわく、
「わかっているのにやらない」
「何度注意しても言った通りにしない」
「いつまでたってもミスが減らない」
などなど。
リーダー層であれば、このような
不満を抱えながら仕事に向き合って
おられる方が多いのではないでしょうか。
仕事ができない部下の「能力」を
いつも嘆くようであれば、それは
大きな誤解だと言っていいでしょう。
なぜなら、
部下の愚痴を言うということは、
部下が「劣」で、自分が「優」
部下が「悪」で、自分が「善」
といった二極化思考と他責思考に
陥っていて、周りが見えていないから。
つまり、自分の思考力の低さは
棚に上げておいて、
部下の能力のせいにしてしまっている
残念なリーダーということ。
一方で、近年は「マネジメント」と
いう言葉がブームになっていますが、
経営や管理職を経験されている方でも
「マネジメント」と「教育」を
混同されている方、あるいは
どんな時にどちらを機能させるのかを
知らない方は意外と多いようです。
では、
「マネジメント」と「教育」の
違いは、どんなことでしょうか?
平易に言えば、
「マネジメント」とは、
目標や生産性の達成を目指すこと。
「教育」とは、
知らないことを教えること。
この二つの違いについて、
教員時代から心掛けていたことを
具体的に説明いたします。
国語、算数、などの各教科を
教えることが、「教育」であり、
もっと正確に言えば「狭義の教育」
クラスの規則を遵守することや
他者と協力するなどの意識を高める
ことが「マネジメント」
これを会社(組織)に
置き換えて説明すると…
書類の提出期限を守るということ
1つにしても、
期限を守らなければいけないことを
知らない人には、「教育」が必要。
(大人でもそんな人がいます)
期限を守ることを理解している人に
対して、遅れないための方策を
指導するのが「マネジメント」
前者の人に対して、
どんなにマネジメントをしても、
その人はいつまで経っても
提出期限は守れないままでしょう。
このように「教育」と「マネジメント」
の機能を理解していないリーダーは、
少なくありません。
最悪なのは、
「知っている」→「やれる」という
思い込みの強いリーダーです。
考えてみて下さい。
私たち人間は、知っていれば
必ずやるでしょうか?
むしろ、知ってはいるけど、
やらない人の方が多いのでは?
部下が「承知しました」「わかりました」
「その通りですね」と返事をした時、
真正面から捉え安心するリーダーは、
思考力が低いと言えるようです。
部下は、心の中でリーダーが想像も
しないようなことを考えているものです。
長くなりそうなので、続きは次回にでも。
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