勉強したら「幸せ」になることが
保証されているでしょうか?
努力したら「絶対に報われる」
という「結果」が分かっていたら、
誰でも努力をするでしょう。
努力しない方が、
もったいないですよね。
上野千鶴子氏の発言のように
「努力は報われない」かも
しれません。
そんなことを理解できた上で、
努力できる意思・気力・気合い
情熱・使命を持って、何かに
継続して打ち込むということは、
非常に大変なことです。
きっとそんな努力ができる人の
ことを、哲学者のニーチェは
「超人」と名付けたのでしょう。
私などは、まだまだ努力が
足りません。
さて、「東京大学学部入学式」
での上野千鶴子氏の祝辞の
末尾の言葉。
「大学で学ぶ価値とは、
すでにある知を身につける
ことではなく、これまで誰も
見たことのない知を生み出す
ための知を身に付けること
だと、私は確信しています。
知を生み出す知を、メタ知識
といいます。そのメタ知識を
学生に身につけてもらうこと
こそが大学の使命です。
ようこそ、東京大学へ。」
私は、学生時代にメタ知識を
身につけることができなかった
と思っています。
単に、新しい知識を「知る」
だけで、その知識を懐疑する
視点もなく、生活に応用する
こともしてきませんでした。
今は、有難いことに「哲学」を
学べる環境に身を置くことができ
ていますが、これもまた「知る」
だけだったら意味がなく、実生活
の中で哲学を「する」(行動)
ことが重要だと認識しています。
では、
なぜ「哲学」を勉強している
のでしょうか?
勉強して「幸せ」になれる
保証などありません。
有名大学を出て、エリートの
道を歩き出したものの「心の病」
になって社会復帰ができない
という人も知っています。
「幸せ」をどう捉えるかも
本人次第ではありますが、
私の考える「幸せ」とは?
予測不可能な未来のことや、
正解のない問題に、どれだけ
思考し、チャレンジできるか
という「自分の可能性を高める
ことに挑戦できる」ことです。
次回は、密かに目論んでいる
ことをお伝えする「かも」
しれません。(笑)
〈追伸〉
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「1Day特別セミナー」を開催
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東京にて 4月27日(土)
〜哲学とビジネスの交差〜
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紹介者名には「藤原久美子」と
記入していただいても結構です。
こんにちは。
藤原さんのブログ、毎回楽しみに拝読しています。とても勉強になり、その中身を、自分の生活の中にどのようにして落としこめるか、考えています。行動につなげられるよう、思考→行動を繰り返し、トレーニングしていきます。
ブログを読んでいただいて有難うございます。
「思考→行動のトレー二ング」は難しいことです。
だからこそ、やる価値がありますよね。一緒に頑張っていきましょう。