「否定」するのはよくない、
「承認」(肯定)することはよい、
と思われますか?
子育てでは「褒めて育てる」
と言われています。
心理学の世界では、
「否定はよくない、承認がよい」
と言われています。
例えば、
前回のブログで取り上げた
妻の言葉
「いつもだらしないんだから!」
夫の言葉は
「どうせ俺はだらしない人間だよ!」
妻から否定された夫は、
「全人格を否定」されたように
受け止めているのです。
「夫=だらしない人間」
夫婦喧嘩だと「売り言葉に買い言葉」
という場合もありますが。(笑)
家では、だらしなく見える夫も
会社ではテキパキと仕事をこなし、
優秀な人材として認められて
いるかもしれません。
あるいは、気が利いていて
デスクの片付けなども他の人より
きちんとやっているかもしれません。
家での行動は、夫の「一部」に
過ぎないのですが、その一部さえも
「否定」されると嫌になるものです。
人間は、「承認」されたい生き物
なので、「否定」されると傷つきます。
子どもも同様です。
31年間の教師生活で、
多くの子ども達を見てきて、
言えることは
幼少期から「否定」の言葉が
多かった家庭に育つと、
・間違えることが恥ずかしくて、
他人の目をとても気にする。
・人前で話すことを控えて、
人の話の聞き役に徹する。
・テストで悪い点数をとるのが
恥ずかしいので、好きではない
勉強を頑張ってやる。
などの特徴が見られます。
実際に、小学校1年生で
90点のテストを教室のゴミ箱に
捨てて帰ったお子さんもおられます。
「どうして100点が取れなかったの!」
と、お母さんに怒られるのが
嫌だったからだそうです。
まだ、人生7年しか生きて
いない子どもでも
「間違うこと=悪いこと」
だと、認識しています。
親から「否定」される(怒られる)
ことは、とても辛いことなのです。
では、いつも「褒める」(承認)
とよいのでしょうか?
続きは、次回のブログにて。
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