おはようございます、藤原です。
よくある会話のパターン。
「それって、どういうことですか?」
と質問をした時に
「考えていませんでした…。」
という返事。
あまり物事を考えずに行動する人は、
意外と多いものです。
*
私たちは、子どもの時から
暗記型の教育を受けてきました。
それによって、思考することを
苦手とする大人が増えてしまい、
2020年の学習指導要領の改定では、
思考力・判断力・表現力を
バランスよく育成することが
謳われました。
要は、
思考力と言語化能力を兼ね備えた、
社会に役に立つ人間を育てること。
そのためには、今までの
「暗記型」から「思考型」の
教育に変える必要があります。
思考力を欠如させているのは、
学習の場面に限ったことではなく、
日常の様々な場面で起こっています。
例えば、
「先生に口答えするな!」とか
「親の言うことは黙って聞け!」など。
これは、言われたことに反論せずに
黙って従え、ということであり、
思考停止の人間をつくってしまいます。
このような言葉掛けをしている
教員も親も思考停止していると
言っていいでしょう。
その典型として、親が学校側に
「宿題をたくさん出して欲しい」
という要望の多さ。
それに応える教員も教員。
「なんのために宿題を出しているか」
を考えていないのでは…。
漢字を覚えるため?
計算が速くなるため?
これらはドリル学習ですから、
反復練習によって知識が
身につく子も多いでしょう。
しかし、ドリル学習では、
思考力は育ちません。
一方で、漢字も覚えている、
計算も得意な子に、宿題を出す
必要があるのでしょうか?
宿題をするよりも、もっと
興味のあることに時間を使って
得意分野の能力を伸ばしたほうが
いいのでは…。
親が宿題にこだわるのは、
子どもが宿題(勉強)する姿をみて
「安心」したいからです。
保護者の中には、
「宿題をたくさん出す先生は、当たり。
宿題が少ない先生は、ハズレ。」
と平気でレッテル貼りをする人も
いる有り様です。
ドリル学習のような暗記型の学習が
悪いと言っているのではありません。
基礎学力を習得するには、
必要な行程でもあるでしょう。
それに加えて、思考型の学習も
大切だということです。
思考型の学習を進めるには、
それを指導できる教師がいなければ、
子どもの思考力を伸ばすことは
難しいでしょう。
「思考型」というのは、
「考えて、考えて、考え抜く」
ということ。
だから教えてはいけないのです。
教えると子どもの思考力は伸びません。
自分で考えることによってしか
伸ばすことはできないのです。
大人の学びも同様であり、
むしろ思考力の低下は、大人の方が
喫緊の課題であると言ってよいでしょう。
教育(学び)の場というのは、
教えるのではなく、考え続けるため
のサポートこそが重要なのです。
「教えるプロ」ではなく
「考えさせるプロ」になる
ことが先生や講師、あるいは
コーチ、コンサル業などに
求められている能力です。
では、相手に考えてもらうには
どのようにすればいいのでしょうか?
続きは、後日 お伝え致します。
思考力を高めたい方は、
ぜひ、西洋哲学塾の「無料会員」に
ご登録いただき、記事をご覧ください。
ー ー ー ー ー ー ー
経営者・ビジネス人のための
強者の教養
<西洋哲学塾 ホームページ>
ー ー ー ー ー ー ー
「無料会員」としてご登録いただくと、
会員ページにアクセスできます。
無料会員ページは、塾長である
山田亨(とおる)が記事を書いています。
今後、内容が追加されますので、
楽しみにお待ちください。
*
◾️東京官学支援機構 専務理事
◾️東京リベラルアーツクラブ
上席研究員
◾️東京哲学会議 特別貢献会員
◾️東京リベラルアーツ・アソシエーション
会長
https://excellent-ed.jp/archives/20113
◾️公式LINE
↓ ↓ ↓
◾️ホームページ
◾️プロフィール
https://excellent-ed.jp/greeting#prof
◾️メール
◾️FB
https://www.facebook.com/kumiko.fujiwara.315
■YouTube
「成功を目指す人へ やめるべきこと」
■YouTube 人生は「脱落ゲーム」!
ピンバック: エクセレント教育株式会社 | 女性経営者教育家