おはようございます、藤原です。
前回の続きになります。
前回は→こちらより
道具をこまめにメンテナンスして
大切に使う人は、見えないところにも
気配りのできる人だと言えるでしょう。
一方で、
道具を大切にして長く使う人に対して、
「流行遅れ」「ダサい」「貧乏くさい」
などとバカにする人がいます。
確かにメンテナンスに費やす時間や
労力を考えると、買い直したほうが
いい場合もあるでしょう。
道具をたくさん持てば持つほど、
大変な作業になりますから。
だからでしょうか、
「子ども靴は、洗うより買い直す」
「なくしたら探すより買ったほうが早い」
「どうせ汚すからいくつも買っておこう」
こうやって、道具(モノ)が
どんどん増えていき、
自分が何を持っていたのかさえ
把握できない人もいます。
私が教員をしていた頃でさえも、
「このハンカチは誰のですか〜?」
と落ちていたハンカチを見せても
無反応。
自分がどんなハンカチを
持っていたかにも興味がない、
探そうとする気持ちもない…。
そんな子ども達の背景には
保護者も我が子の持ち物を
把握していないという現実。
言い換えると、物が多すぎて
把握できないということ。
今はいろんなモノが安く手に入る時代。
一度使ったらそれっきりの
使い捨てグッズが便利で
効率的な場合もあります。
ところで、道具(モノ)に対する
価値観も人それぞれです。
個人的には、自分のこだわりのある
分野(仕事や趣味)においては、
徹底的にこだわって厳選した物を
少数所有することをおすすめします。
だからこそ、大切に使おうという
気持ちも湧いてくるものであり、
使い続けることで、新品には出せない
「味わい」という価値も加わるでしょう。
さらに、モノを大切に使うというのは、
人間関係にも表れてくるものです。
当然のことではありますが、
仕事で一番厄介なのは人間関係です。
仕事をよりよく進めたいと思う
のであれば、人間関係もうまく
すすめなければなりません。
そのためには、道具(モノ)への
気配りと同様に、他者への気配りが
大切になってきます。
自分に都合のよい仕事だけをしたがる
ような自己中心的な考え方の人は、
他者への気配りはできないでしょう。
例えば、
コピー用紙を補充しておくとか、
移動した椅子を元に戻しておくとか、
シュレッダーのゴミを捨てるとか、
トイレットペーパーを取り替えるとか。
これらのことは、ほんのちょっとした
気配りがあれば誰でもできることですが、
それができる人は少ないようです。
さて、年度末になると多くの会社では、
「評価シート」のようなものへの記入が
あるかと思います。
仕事に対する評価を明記するものですが、
そこには表れることのない「気配り」が
できている人は、人格者だと思います。
評価項目にあるから、する。
評価項目にないから、しない。
これはどちらも「評価」のためが
基準になっています。
仕事を大きく捉えるならば、
評価の枠を超えた「気配り」が
どこまでできるかが、本当の意味で
仕事のできる人ではないでしょうか。
特に経営者やリーダーという、
人を評価する立場にある人は、
そのようなことを意識して多角的に
判断する視点が大切だと思います。
多角的な視点を身につけたい方は、
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今後、内容が追加されますので、
楽しみにお待ちください。
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