おはようございます、藤原です。
「お客様は神様」の文化をもつ日本。
たまに買い物をしている時に、
店員さんに理不尽な言いがかりを
つける人を見かけることがあります。
お金を払えば何を言っても
いいのでしょうか。
横柄なお客様に対して、
平身低頭に対応される店員さん
には、感心します。
なぜ、このような横柄な態度をとる
お客様がいるのでしょうか?
それは、「お客様は神様」という
言葉を獲得したからにほかなりません。
この言葉の誤解によって、
「お客様至上主義」がはびこって
いるのではないでしょうか。
お金は、商品(サービス)を受ける
対価として払っているのであり、
サービス提供者もお客様も本来ならば、
対等な関係であるべきだと思います。
しかし、日本の社会全体をみた時に
お金を払っている方が上、
お金を払ってもらっている方が下、
のような「上下関係」は、
様々な環境において存在しています。
学校であれば、
先生が上、生徒は下。
親子であれば、
親が上、子どもは下。
組織であれば、
ベテランが上、新米は下。
会社であれば、
管理職が上、平社員は下。
上記は、極端に2つの階層に分けた
ものですが、実際は、いくつもの
見えない階層で成り立っています。
江戸時代に確立した「士農工商」
という身分制度に似ています。
階層が存在することによって、
人間は本来の「能力」というものが
発揮できなくなってしまいます。
なぜなら、考えたり、行動したり
することが、その階層の「枠」の
中に閉ざされてしまうからです。
いわゆる「井の中の蛙大海を知らず」。
家庭という小さな組織においても、
社会という大きな組織においても、
人間を上下関係でみていると、
どうしても相手の能力を過小評価し、
できそうなことだけを
指示してしまいがちです。
あるいは、自分は相手と対等だと
認識していても、相手はそのように
認識していないことあるものです。
一方で、同じ人間として
「対等」にみることができると、
相手を尊重して仕事を任せてみるとか、
協働してよりよいものを作っていくと
いう、相手の「可能性」に視点が
当たるようになります。
それが、相手の能力を伸ばす
ことに繋がるものです。
経営者やリーダー的な立場であれば、
社員は「対等な価値ある人間」である
と尊重する態度が、すべての根幹を
なすものだと思います。
しかし、それが最も難しく、
無意識のうちに下僕的な扱いを
してしまいがちです。
トップ層に求められているのは、
何をおいても
「人格」ではないでしょうか。
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