おはようございます、藤原です。
先日のこと、ある方が、
「職場で、肉が『嫌い』なので
食べれません。」
と言ったら、
年配の人から、
「そんな時は、『嫌い』でなく
『苦手』と言ってください!」
と注意されたと言って
立腹されていました。
納得がいかなかったけれども
「そうなんですね。勉強になりました。」
と返したとおっしゃっていました。
ある意味、
適切な対応をされたと思います。
ここで、「嫌い」と「苦手」の
言葉の正しい使い方を調べて、
どちらがこの場合は正しいかを
討論したところで、どちらも
似た者同士になってしまいます。
いわゆる「マウントの取り合い」!
確かに、「嫌い」と「苦手」には、
微妙な違いはあります。
「嫌い」の反対は「好き」なので、
意味としては、好きではないこと。
苦手よりも強い否定の時に
使うことが多いかもしれません。
一方で、「苦手」も「好きではない」
という場合に、使うことがあります。
どちらかと言うと、嫌いではない
けれどもできれば遠慮したい、
といった意味で使うでしょう。
言葉を正確に使うことは
大切ではありますが、
器の大きい人であれば、
相手がどのような意味で
使っているかに思いを馳せる
ことができるでしょう。
この年配の人の場合は、
「苦手」の方が正しいという
自分なりの正論を押し付けて、
マウントを取っているのです。
つまり、「自分の方が上なんだ!」
というアピールです。
言葉自体をみるのではなく、
言葉を通した相手の人間性を
読み取ることが大切です。
一方で、人間であれば、誰しも
「相手より優位に立ちたい」
と思うでしょう。
だから、マウントを取って
「私の方が上である」とか
「私の方が価値がある」とか
「私の方が勝っている」と
思わせたいのです。
それは、
相手の価値を下げて、
自分の価値を上げる、
恥ずかしい行為です。
このようなタイプの人は、
努力して自分の価値を上げる
ことができません。
マウントを取りたがる人は、
小さな自分を大きく見せようと
躍起になっていますが、
ある程度の視点の高い人からは、
残念な人だと思われています。
それでも器の大きい人は、
マウントを取りたがる人の
承認欲求を、優しく満たして
あげることができるでしょう。
それは、
相手に迎合するのではなく
人間や世界を達観しての行為
だと言っていいでしょう。
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